今日はリサちゃんに誘われて最近流行りのフォークソングを聴きに文京公会堂へ・・・。
大学生のお姉さんの彼氏がバンドをやっているので、そこから入場券が回って来たらしい。
入口の看板には大きく“第25回 オール・ユー・ジュビリー”と書かれていた。
コンサートは立教大学、青山学院大学、成城大学等々の大学生達が主催し、
それぞれの大学のアマチア バンドがでるそうだ。
Gパンにペニーローファーの靴、
シャツは赤のマドラスチェックと
クールネックのセーターに6フィートのロングマフラーと
気楽な格好で待ち合わせ場所で待っているとリサちゃんが来た。
何故か着ている洋服が何時もと違いドレッシーだ。
流行りの黒のロングブーツにロングスカート、黒の長いケープまで付けている。
「待った!」
「いいや」
開演時間の一時間も前に待ち合わせを・・・。
「じゃー入ろうか?」
「もう?」
「早いんじゃないの」
「そんな事ないわよ」
フォークソングといえばマイク真木の“バラが咲いた”とか、
荒木一郎の“空に星があるように”
ブロード サイド フォーの“若者たち”
“この広い野原いっぱい”の森山良子とか
キングストン トリオや
ピーター ポール&マリー、
ブラザーズ フォーとかならば知っているしレコードも持っている。
今日は黒沢久雄のブロード サイド フォーがでるらしい。
会場に入るとダンスパーティとは違い何か雰囲気が違う。
まず着ている洋服が違う。
男の人は皆、
トックリのセーターやボタンダウンのシャツにアスコットタイかネクタイを締めジャケットを着ている。
女の人はロングブーツやハイヒールにミニ スカートやロング スカート等と
皆、ファッション雑誌から出て来たよう格好をしている。
一目でジーパンが場違いとだと分かる。
かっこ悪い。
何か浮いた感じだ。
開演前のロビーではあちらこちらで人だまりが出来ていて、
かっこいいお兄さんやお姉さん達が会話を楽しんでいる。
何か大人の雰囲気で社交場って感じだ。
場違いの自分が恥ずかしい。
リサちゃんは知り合いが多いようで男女問わずに声を掛けられている。
「知り会い多いね」
「みんなお姉さんのお友達、良く一緒に見に来ているから・・・」
「何か俺、着ている物が場違いでカッコ悪いよ」
「大丈夫よ、そんなの気にしなくても・・・」
いよいよ開演時間、お客さんは若い人が多い。
生で聴く“若者たち”は良かった。
途中の休憩時間になると皆、再びロビーに出て会話を楽しんでいる。
「ミナミハラくん」これ終わったら帰りに“コペン”に行かない。
「コペン?、何それ!」
「行った事無い?」
「うん、知らない」
「何のお店?」
「コペンハーゲンって言うビアホールだけど・・・」
「リサちゃんビール飲まないじゃない」
「うん、でも別にビールは飲まなくても良いのよ、鳥のから揚げが美味しいの」
「それにお店の雰囲気がすごく良いから行こうよ」
「へぇ~」
お茶の水駅近くの住宅地に洒落た2階建ての洋館が立っている。
門を抜け庭を通り過ぎて建物に、木のドアーを開け中に入ると
床が木なので靴音がトン、トン、トンと中々感じが良い。
中は幾つもの部屋を改造してテーブルが並んでいる。
「良いでしょ」
「お洒落で」
「うん、良いね~」
「温かい季節になると外の庭にテーブルが並びビアガーデンになってね、
時々ね、マイク真木が来てビールを飲みながらギターを弾いたりしているのよ」
「結構、有名人も来ているらしいわよ」
「へぇ~良いね」
これ以来何度も利用するようになった。
大学生のお姉さんの彼氏がバンドをやっているので、そこから入場券が回って来たらしい。
入口の看板には大きく“第25回 オール・ユー・ジュビリー”と書かれていた。
コンサートは立教大学、青山学院大学、成城大学等々の大学生達が主催し、
それぞれの大学のアマチア バンドがでるそうだ。
Gパンにペニーローファーの靴、
シャツは赤のマドラスチェックと
クールネックのセーターに6フィートのロングマフラーと
気楽な格好で待ち合わせ場所で待っているとリサちゃんが来た。
何故か着ている洋服が何時もと違いドレッシーだ。
流行りの黒のロングブーツにロングスカート、黒の長いケープまで付けている。
「待った!」
「いいや」
開演時間の一時間も前に待ち合わせを・・・。
「じゃー入ろうか?」
「もう?」
「早いんじゃないの」
「そんな事ないわよ」
フォークソングといえばマイク真木の“バラが咲いた”とか、
荒木一郎の“空に星があるように”
ブロード サイド フォーの“若者たち”
“この広い野原いっぱい”の森山良子とか
キングストン トリオや
ピーター ポール&マリー、
ブラザーズ フォーとかならば知っているしレコードも持っている。
今日は黒沢久雄のブロード サイド フォーがでるらしい。
会場に入るとダンスパーティとは違い何か雰囲気が違う。
まず着ている洋服が違う。
男の人は皆、
トックリのセーターやボタンダウンのシャツにアスコットタイかネクタイを締めジャケットを着ている。
女の人はロングブーツやハイヒールにミニ スカートやロング スカート等と
皆、ファッション雑誌から出て来たよう格好をしている。
一目でジーパンが場違いとだと分かる。
かっこ悪い。
何か浮いた感じだ。
開演前のロビーではあちらこちらで人だまりが出来ていて、
かっこいいお兄さんやお姉さん達が会話を楽しんでいる。
何か大人の雰囲気で社交場って感じだ。
場違いの自分が恥ずかしい。
リサちゃんは知り合いが多いようで男女問わずに声を掛けられている。
「知り会い多いね」
「みんなお姉さんのお友達、良く一緒に見に来ているから・・・」
「何か俺、着ている物が場違いでカッコ悪いよ」
「大丈夫よ、そんなの気にしなくても・・・」
いよいよ開演時間、お客さんは若い人が多い。
生で聴く“若者たち”は良かった。
途中の休憩時間になると皆、再びロビーに出て会話を楽しんでいる。
「ミナミハラくん」これ終わったら帰りに“コペン”に行かない。
「コペン?、何それ!」
「行った事無い?」
「うん、知らない」
「何のお店?」
「コペンハーゲンって言うビアホールだけど・・・」
「リサちゃんビール飲まないじゃない」
「うん、でも別にビールは飲まなくても良いのよ、鳥のから揚げが美味しいの」
「それにお店の雰囲気がすごく良いから行こうよ」
「へぇ~」
お茶の水駅近くの住宅地に洒落た2階建ての洋館が立っている。
門を抜け庭を通り過ぎて建物に、木のドアーを開け中に入ると
床が木なので靴音がトン、トン、トンと中々感じが良い。
中は幾つもの部屋を改造してテーブルが並んでいる。
「良いでしょ」
「お洒落で」
「うん、良いね~」
「温かい季節になると外の庭にテーブルが並びビアガーデンになってね、
時々ね、マイク真木が来てビールを飲みながらギターを弾いたりしているのよ」
「結構、有名人も来ているらしいわよ」
「へぇ~良いね」
これ以来何度も利用するようになった。
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