小学校を活けさせて頂きました
カーネーションとライスフラワーをこんもりと活けて
キーウィのツルをあしらいました
今週のお稽古の様子です
秋も一段と深まってきました
今週のお茶碗は
「絵志野」と「松茸図」をご用意しました
厚みのある志野茶碗、温かみを感じます。
中置のお稽古です
中置は暖を感じて頂きたいという「おもてなし」の心を
風炉(火)をお客様に近づける事で表現しています。
花入 信楽焼き
花 ウメモドキ 秋明菊
主菓子 着世綿
干菓子 きなこ飴
菊の花がモチーフの「着世綿」は本来
「重陽の節句(菊の節句)」(9/9)の定番のお菓子ですが
「今頃の方が菊の花がきれいなので作らせて頂いた」と
お菓子屋さんはおっしゃっていました。
9/9は旧暦で今年は10/22がその日に当たります。
確かに9/9では時期が早いのも納得出来ます。
被せ綿は日本独自の風習で重陽前夜(9/8)のうちに
菊の花に綿を被せておき、翌朝、菊の香りが移り、夜露でしっとりとした綿で
顔や体を拭いというものです。
そうすれば老いが去り、長寿が保たれると信じられていました。
旧暦の時代は盛んに行われていた被せ綿も明治以降は
あまりされなくなりました。
「風の強い年はどうしたんやろ?」などと考えてしまいました
灯りと華のプロムナード
作品のご紹介です
明治14年に建てられた校舎です。
2階のベランダです。
TMさんの作品
本物の鹿の角を使いました
意外性に皆さん驚かれていました
TNさんの作品 YOさんの作品
色ガラスは当時からそのままの物です。
夕暮れ時、西日が差し込むと一段と美しさを増します
HOさんの作品
階段を利用しました
色とりどりの山野草に癒さる作品です
MIさんの作品
雲竜桑にラインストーンをあしらいました
ライトアップにとても映えました
続く
10/12~14「灯りと華のプロムナード」が開催されました。
今年度の華道本能寺の会場は「旧小田小学校本館」です。
小田小学校は明治14年~昭和40年まで使われており、
現存する小学校校舎としては三重県下で最古の建物です。
昭和50年には三重県の文化財に指定されました。
では作品をご紹介します。
正面玄関
シュロがメインの作品
福森 茂貴(代表者)
1階 教室スペース
机は一番古い物で昭和20年頃のものです
全体をナチュラルな雰囲気に統一しました
私の作品です
引き出しを使いました
ブドウは本物です
古い給食食器を使いました。
YSさんの作品 HSさんの作品 ハーブを使いました。
MMさんの作品 ふた付きの机を利用しました。 MNさんの作品。
教卓には鳥かごを~
たまごの殻で作った花器にヤマニシキをあしらいました
洋書を花台にして
ブリキの花器にコロンとしたバラをあしらいました
懐かしい雰囲気の教室スペースに子供さんからご年配の方まで
それぞれの想いでお楽しみ頂けたご様子でした
本日より3日間(10/12~14)開催中です
今年は華道本能寺は「旧小田小学校本館」に出展しております。
その他の会場は
史跡旧崇廣堂
旧沖森邸
武家屋敷入交家住宅
栄楽館です。
午後5時より入館無料ですので
是非お越しください
プリザアレンジのご紹介です
退職のお祝い用にご注文頂きました
男性への贈り物との事でしたので
今回は黄色をチョイス
お祝いの気持ちを込めて
ゴールドのピックとリボンをあしらいました
ベリーはアーティフィシャルです。
ご注文ありがとうございました