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初盆  『送り火』

2012年07月15日 20時00分00秒 | 日々雑感
初盆の送り火 このやりかたって 正式なやり方 皆さん 知っている人 少ないんじゃあないでしょうか

私 本日 送り火で呼ばれ 出かけてきて 初めて このようなやりかただったんだって知ったんですねえ

まあ 『送り火』はお盆の最終日にお盆に帰ってきた死者の魂をあの世へと送り出すために焚かれる火の事なんですが

そのやり方 今回 初めて経験したんで紹介しますね。



夕方 そろそろ送り火を焚き 魂を送ってやるって時になったら

祭壇にある お線香の火から ほうろく皿の上でオガラ(麻幹)へと火を移し焚きます。



↑ 「ほうろく皿」

浜松市では、オガラではなく 松の木などが売られていますね こちらでは 松の木を3本まとめ 一つとするのが

本当のやり方だとか 聞いたことがあります。

その焚いて 木が燃えているのを 「ほうろく皿」から「ほうろく皿」へと 108回繰り返しながら

(その時 松の木1本と竹の木1本づつで一つの箸にし それで燃えている木を移動させていくのです。)


最後に川にたどり着くように しながら移動していくんですが 現在は自宅の門前まで移動し 門前で焚き上げて

(その時先ほどの松の木と竹の木も焚きあげます) それで魂を送ってやり終了です。


最後に墨になった 送り火の燃えカスを 川に流すか

もしくは庭の片隅に埋めて そして最後に「お洗米」を振り掛けるとのこと

まあ そんな 108回も繰り返しながら 移動なんて 現在はやっている所なんてありませんよね


ちなみに その108回って 京都の夏の夜のあの『大文字・五山の送り火』で108つある火床

これって 人間の煩悩を焼き尽くすって謂れがあるそうで こちらでの移動回数108回

これも 同じようなことなんでしょうね


それが簡略され 祭壇より 数回 繰り返し 自宅の門先まで移動して 終了です。

きゅうりで作った馬や ナスで作った牛なども以前は川に流していましたが 今は・・・・ゴミ問題で・・・ですね


で始めの・・・迎え火は、お墓で火を灯し、その火を消さないように提灯に移し自宅まで持ち帰ります。御仏壇の燭台に移し、この火で迎え火を焚くやりかたもあるそうです。




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2 コメント

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儀式 (ヤ ス ケ)
2012-07-16 19:58:25
季楽さん
まあ 私の教えてもらったやりかたは。私の参列した ●●家衆一族のやりかたみたいですが その中の長老に教えてもらいました。 本当のやり方とか そういうものは 宗派にもより違うと思いますよ。 まあ その家のやり方でやればいいと思います。

今まで私は 墓参りも 初盆もほぼ行ったことが無く 今回初めて参加してビックリ仰天って感じでしたよ。

でもナスやキュウリの牛や馬を幼少期に母に連れられ 川に流しにいった記憶はあるんですが あれが何だったかは さっぱり覚えていませんよ。

ただ父が盆のある日に海に釣りに行くのだけは止めておくようにと言われたのは覚えているんですがねぇ
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これは… (季楽)
2012-07-15 22:28:18
そんな複雑な事をするのが本式?なんですね、
でも宗派に依って違いが有るようです。
私の宗派ではそもそも初盆が有りません、当然送り火も迎え火も有りません。
お盆に先祖が帰って来ると言う事も有りません。
従って乗り物である胡瓜の馬に茄子の牛も有りません。
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