【赤ずきゅん】の3歳の想い出。【カイン】との想い出。両親との想い出。「ずっきゅーん」って言えば、木の実でも、心でも、夢でも、遠くへ飛ばせる事ができる魔法の言葉。たとえ、その力は小さくとも、その可能性は無限大なのだ。
狼族の凶行。幸せの時間は奪われて行く。燃え盛るヴィーゼ村。両親。カイン。みんな失ってしまう・・・。悲しみの夜明けだった。
『お前の笑顔は、お日様みたいだって、温かい気持ちになれるって・・・』
この【カイン】の言葉を胸に、今まで頑張れた。笑顔を忘れずに来れたのだ。その事を【草太】は言葉を超えて、そして【赤ずきん】の本当の姿を理解するのだった。みんなもその笑顔に支えられていた。だが、その笑顔は消えて行く。信頼も失って行く。【ジェド】と【ヴァル】の因縁がそうさせる。【ジェド】の人狼体へと最強形態の強さに圧倒される三銃士たち。【ヴァル】も傷つき倒れる。【赤ずきん】は悲鳴を上げていた。ヴィーゼ村を再び戦火の燃え盛る村にしたくないとその小さき身体は震えていた。
【ジェド】が口にする11年前の真実。【赤ずきん】からは怒りの感情のみが感じられた。彼女らしさを失ってしまう。その中での「プリンセスモード」発動。
『大丈夫だ!この身に代えても俺が守るっ!』
カイン。【ヴァル】が【カイン】・・・。ヴィーゼ村を襲った理由。それは【ジェド】の弟である【カイン】を消す為だった。知ってはいけない、知りたくもなかった・・・。嘘ではない。それが真実なのだ。またも、夜が明ける。明けて欲しくない。悲しい夜明けになってしまうのか・・・【ヴァル】よ・・・【赤ずきん】よ・・・。
狼族の凶行。幸せの時間は奪われて行く。燃え盛るヴィーゼ村。両親。カイン。みんな失ってしまう・・・。悲しみの夜明けだった。
『お前の笑顔は、お日様みたいだって、温かい気持ちになれるって・・・』
この【カイン】の言葉を胸に、今まで頑張れた。笑顔を忘れずに来れたのだ。その事を【草太】は言葉を超えて、そして【赤ずきん】の本当の姿を理解するのだった。みんなもその笑顔に支えられていた。だが、その笑顔は消えて行く。信頼も失って行く。【ジェド】と【ヴァル】の因縁がそうさせる。【ジェド】の人狼体へと最強形態の強さに圧倒される三銃士たち。【ヴァル】も傷つき倒れる。【赤ずきん】は悲鳴を上げていた。ヴィーゼ村を再び戦火の燃え盛る村にしたくないとその小さき身体は震えていた。
【ジェド】が口にする11年前の真実。【赤ずきん】からは怒りの感情のみが感じられた。彼女らしさを失ってしまう。その中での「プリンセスモード」発動。
『大丈夫だ!この身に代えても俺が守るっ!』
カイン。【ヴァル】が【カイン】・・・。ヴィーゼ村を襲った理由。それは【ジェド】の弟である【カイン】を消す為だった。知ってはいけない、知りたくもなかった・・・。嘘ではない。それが真実なのだ。またも、夜が明ける。明けて欲しくない。悲しい夜明けになってしまうのか・・・【ヴァル】よ・・・【赤ずきん】よ・・・。