王を導く者。偉大なる創世の魔法使い―マギ―
ジャミルはアラジンを待っていた。それは、アラジンの不思議な力を見たから。アラジンのことをマギだと思っている。それは、違う。そのマギはジュダルのことだよ。
奴隷の扱いを得意とするジャミル。奴隷であるゴルタスとモルジアナを使いアラジンとアリババに迫る。奴隷を道具扱いするジャミル。自らも「王」になる野望を抱いている。ここは迷宮。身分など関係ない場所。ジャミルの王宮剣術ではアリババには通じないよ。モルジアナ、ここは迷宮なんだ。自由なんだ、ジャミルが怖いよね。金色の蝶が舞っていた。ジャミルを「王」にする?選ばれる為に、暴力で支配して来たジャミル。偉い。凄い。だから「王」になれる。わかっていないね。アラジンはジャミルに言う。「そんなに大した人じゃないと思う」と。アラジンは何者なのか?それは、アリババの友達さ。
礼節と厳格より作られたジン。アモン。髭を蓄えた筋骨隆々で威圧感のある老人の姿をしている。アラジンを王の選定者である「マギ」と呼んだ。アリババを王の器として認めつつも、その未熟さを笑う。王は魔法使いが選ぶもの。アラジンは自分が何者であるかわからない。それは、、、迷宮が崩壊を始めた。閉じようとする者たち。光の中へアラジンとアリババはモルジアナに声をかける。モルジアナは迷っていた・・・。彼女を腕をつかんだのはゴルタスだった。「こんな男を出してならない」とゴルタスは喋った。ジャミルの命令でたくさんの人を斬った。その罪への贖罪だったのかもしれない。モルジアナへ、、、まだ戻れる。そして、モルジアナに故郷へ帰れと言って彼女の足枷の鎖を断ち切った。それが、ゴルタスの最後の望みなのだ。崩壊する迷宮の中でゴルタスはジャミルと奥へ消えていった。崩れ行く迷宮を見ている黒く長い髪・ジュダルと家庭教師の男の姿があった。
アリババは卑怯者ではない勇気ある人だとアラジンは言った。どんなに夢や名誉をバカにされても怒らない者。他の命の価値を知る者。それが、僕の尊敬する友達だからね。世界のワクワクすることを求めて一緒に行こう!約束だよ。アラジンとアリババの冒険の旅は終わらない。
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