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邪王真眼発動!爆ぜろリアル!中二病な女の子が恋をする!?勇太と六花の二人だけの長い夜が待っていた!
不可視境界線を探している。そのリアルな現実を受け入れる事ができない。拒絶している六花。今、ここで起きている事。その現実を、、、しっかりと見て欲しい十花。姉妹は対峙する。くだらない事。楽しいか。子供のわがまま。十花が六花の頬を叩いた・・・。痛かったと思う。凄く・・・。妄想世界で壊れる家。母親を恨んでいるのか?十花の言葉が六花に突き刺さる。違う。祖父と祖母を困らせたいのか?違う!わかっているはずだと、、、十花は泣いていた。何もできない事を・・・。六花が気がつくと家が傷ついていた。まるで、自分自身の心のように・・・。燃える様に消えて行く。消滅して行った、、、もう、ここに家はない。パパはどこにいない。不可視境界線はある。六花の顔は下を向いているが握る手は強かった。まだ、見ようとしない六花の前に勇太が立った。
十花の言うとおりだと思う。でも、六花はわかっているから、、、こうしていると勇太は言う。現実を受け止める事。それでも、受け止められない事は沢山あって、、、次々と起こって、、、心を整理する時間もなく、、、全部終わった事になっていた。逃げている訳じゃない、、、勇太は自分の過去に重ねるように言っていた。目を背ける訳でもない。でも、当たり前の言葉で、当たり前のようにすませて、、、それでいいのかって。みんな、それが当たり前だって、、、現実がそんなもんだって、、、本当に、それでいいのかって、、、それが現実。みんなそうやって生きている。それが、大人になるって事・・・。六花は逃げ出した。実家にも帰っていなかった。勇太は六花を捜している。その頃、砂浜で同窓会のメンバーが花火をしていた。そこへ、自転車に乗った勇太が来る。ここには、六花が来ていないと聞くとペダルをこいだ。
六花は駅のホームにいる。荷物を持って電車を待っていた。一人で戻ろうとしていた。揺れる車内。六花の座る席に勇太が来た。息を切らせていた。六花は驚いていた。どうして、、、六花の前に座る勇太。管理局の力が強過ぎる、、、退避。帰るって事。六花は黙って、流れる景色を見ている。ふと、、、勇太は、ダークフレイムの力をどこで手に入れたの?と聞いて来る。勇太は話し出す。最初は、、、ただ友達が話していた、、、みんなが遊びに行こうと盛り上がっている。自分だけ別。何かが違う気がした。違和感。世界から浮いてしまっている奇妙な孤独感。闇の意識が別の世界の記憶を呼び起こした・・・。勇太の中二病の記憶。忘れたい記憶。目が合った、、、窓に映る六花と。すると、眼帯を外した。より高度な契約で結ばれた勇太と六花。笑顔になる二人。
入浴後、くみん先輩に髪をドライヤーで乾かして貰っている森夏へ勇太からのメールが届く。自宅へ六花を送る内容。勇太の大胆な行動、、、くみん先輩は、、、本物の天然なのだ。凸守はヘチマで焼かれた体を洗われる、、、とても痛そうだ。勇太のメールは十花にも届いていた。
戻って来た二人。勇太が部屋に入ろうとすると、、、部屋に入れないと六花が来た。六花の自宅前。ドアに貼りつけられた電卓に番号を入力するが開くはずがない。キーが変えられていると驚く六花なのだ。つまり、六花は祖父母の家に自宅の鍵を忘れてしまった事になる。勇太は仕方なく、六花を自分の自宅へとあげた。誰もいない状況。管理局の襲撃ではないが、、、樟葉と夢葉は林間学校で、、、母親は夜勤・・・。偽装工作でもない。帰りはみんな、明日。勇太と六花の長い夜が始まる。
夜。森夏も凸守も寝ている。一色がトイレに起きるとくみん先輩が、お月様を見に散歩へ行くようだ。くみん先輩が一色を誘った。すると、一色は勇太に電話をする。勇太が電話をしていると部屋で六花がダンボールから色々と道具を出していた。邪王真眼にも言えぬ物が入っている!勇太が道具を使って実演すると六花は感動し尊敬していた。
お腹の虫が鳴りました。冷蔵庫をあさる勇太。トマトはダメ。素手でラスボスとの対戦が出来てしまう位に食べたくない!そこで、勇太がコンビニに行こうとする。イヤではない。十花に禁止されていたから・・・。自分の料理を食べろと。だから、食べたい!深夜のコンビニへ向う二人。公園で、六花にコンビニのおにぎりを渡す。おにぎりの開け方を勇太に手伝って貰いながら食べる六花。おにぎりとから揚げ、、、美味しかった。勇太と一緒に食べるのも楽しかった。補給完了、、、帰ろうする勇太の背中を見る六花。離れて行く背中を見ながら、、、闇の炎に抱かれて消えろ!ダークフレイムマスターになった勇太をずっと見続けていた。勇太を呼び止めると、、、帰りたくない。月の光りを浴びて行く・・・。そこで、一色からの電話が入る。こちらもコンビニ。くみん先輩が告白を待っている?一色も勇太と六花の事が気になるようだが、、、六花は月の光りを浴びているようだ。中二病全開だけど、高校生の女の子だぞ!六花の顔が近いって!一色が電話を終えるとくみん先輩は帰っていた。
一色に言われて、勇太は意識する。勇太の中華的な部屋着を借りて着ている六花。勇太が寝ようとすると、、、そのにおいを嗅いでいた。勇太のにおいがすると・・・。何とか寝かせるが、、、音楽が流れて来る。胸騒ぎしている、、、深夜のTVでドラマのキスシーンを観ている。ドキドキする!ワクワクする!爆発する!わからない!それでも、寝ようとする勇太にスライディングをする六花!行かないで、、、勇太、、目をつむって、、、少しだけ、、、少しだけでいいから、、、勇太は心の中で期待していた。六花が勇太の手を、、、手の甲に、マジックで魔法のかけらを書いてくれた。新たな契約の証。闇の力が倍増すると・・・。これで、強力なダークバスターを放てるようだ。やっぱり、六花だと思って笑った勇太だった。中二病はどこまで行っても中二病か・・・。これで、良かったのか・・・。その頃、六花はドキドキしていた。この気配、、、勇太と過した思い出。六花も何かを期待してかもしれない、、、誰って。勇太が来ると思っていたのかもしれない。
翌朝、寝ている勇太のベッドに六花が来て、勇太の顔を、、、髪を触っていた。勇太、、、眠っている勇太に向ける優しい笑顔が可愛かった。
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