別居後の変化～モラハラ話5

ここのところ、モラルハラスメントの話を書いているので、ちょっと重いですよね。

 

空気が重いとか、言葉が重いとか言いますけど、やっぱり軽いのがいいと思うんですよ。

 

笑うと、パーッと明るくなって、吹き飛んでいくような感じがするでしょう。

軽いのが良いのです。

 

けどね、軽くなるには、重さも知っている必要があるのかもしれないですね。

だから、重い経験をして、今があるのかな。

 

本当は重苦しい話をしたくなくて、自分も暗い気持ちを思い出すので、ブログに良いことだけ書こうかなって思ってたんですけど

誰かの経験が、誰かの役に立つということを、誰よりも私が体験して知っているので、いろいろと書いています。

 

さて、別居してから、自分がモラハラ被害者であると気づいても、とても辛い日々を送っていました。

 

とにかく、疲弊しきっていたし、モラ夫と離れていたのに、毎日、相変わらず怯えながら過ごしていました。

 

離れているので、直接攻撃を受けることはないものの、携帯に何十回と電話をかけてこられたり

メールを送られたり（もちろん内容は脅迫とか、嫌なものばかり）

まだまだ洗脳が解かれていなくて、私は支配されていました。

 

私の家族は、私の味方だったので、話したいことは話せましたし、かわいい子供にも癒されてはいましたが

家族だからって、何でも言えるというわけでもなく。

 

で、女性のための電話相談に電話してみたことがあります。

DV被害者のための相談センターだったかな。よく覚えていませんが、公共のものです。

 

そこでは、もちろん親切に話を聞いてくださいました。

何か解決したわけではないけど、一つだけ、救われたことがあります。

 

モラ夫からの執拗な電話やメールが怖くて、毎日恐怖を感じながら過ごしていることを話したら

「それは応じなくていいし、受診拒否（着信拒否）してもいい」と教えてもらったこと。

 

そんなん当たり前なんですけどね、今だったら。

嫌な奴から、嫌なメールと電話が執拗に来るなんて、相手にしちゃダメです。

 

でもその時は、連絡手段を絶つなんて、やっちゃいけないことだと思っていたのです。

やつのハチャメチャな都合の良い理論に騙されて、何年も従わされていたので、私の思考は完全に狂っていました。

 

「あなたが嫌なら、拒否しても良いんですよ」って。言ってもらえて良かった。

 

そうなんです！自分が嫌なら嫌でいい！

自分の気持ちや体調が、最優先！

 

携帯を拒否設定にしていたら、滞在中の実家の電話にかかってきたり、私の父の携帯にかかってきたりもしましたけど

よく覚えておりません。

 

元夫のみならず、その父親まで、電話して怒鳴ってきたらしいんです。

私の父の方が１０倍くらい怖いので、結局、向こうを一発で黙らせて、ぎゃふんと言わせたので、それ以来、電話は来なくなりました。

私は、自分が対応しなくて済んでいたので（両親が守ってくれました）よく覚えてないんですけど。

あと、突然、連絡なしに実家に突撃されたこともあったなー。

 

この元夫と元夫父による奇行のお陰で、私の両親も「こいつらマジ頭おかしい」とわかったので、結果的には、それも良かったのかなー。

 

モラハラする人って、外面が良いもんで、本性を伝えても、なかなか信じてもらえなかったりするんですよ。

だから「本当？あなたも悪いんじゃないの？」なんて、言われちゃったり。

 

これのお陰で、「ああ、思ってたよりずっとやばい奴だな」って、分かってくれたようです。

 

両親には、大変感謝していますよ。

両親には、大きな負担をかけてしまったけど、それができてお互いに良かったんだと思います。

 

そんな辛い日々で、体もあまり動かなくて、人にも会いたくなかった中、私がしていたことは

空を見上げて、きれいだなーって感じること。

風を感じて、気持ちいいなーって感じることでした。

 

どんなことでもいいから、小さなことでも、ちょっと感動できること。

そうやって、心を動かして、ちょっとの幸せを感じて生きていました。

 

毎日いっぱい寝て、栄養のあるものを食べて、少しずつ、自分を取り戻していきました。

 

自分の感覚を大事に、自分の幸せを最優先することは、いつでも大事なことですね。

また続きます。