モラハラシリーズ続きます。
皆さん、負の連鎖という言葉を聞いたことがあると思います。
モラルハラスメントというのは、おそらく親子間の連鎖が非常に多いのではないかと思います。
個人的な見解ですが。
というわけで、今回は元夫の家族のことを。
あくまでも、嫁という立場だった私から見た様子です。
元夫は、年齢の割にはとても古い考え方で、男尊女卑でした。
田舎だからですかねー。
だから、もちろん女性である私のことは、下に見ていました。
夫婦で、上とか下とか、ないと思うんですけどね。
元夫の実家に初めて行った時、そこの雰囲気が言いしれぬ居心地の悪さで、とても疲れました。
その後、何度行ってもそれは同じでした。
家族が仲のいいフリをしていて、一見明るいのですが、ベースに冷たい空気が潜んでいる感じ。
家はとてもきれいに掃除されていて、日当たりが良くて明るく、片付いていて
とても清潔なんです。
なのに、すごく雰囲気が凍りついているような居心地の悪さ。
よく、嫁姑問題ってありますけど、この家のお母さんは、私は嫌ではありませんでした。
とても正直な方で、感情や思ってることがわかるし、嫌味も決して言いませんでした。
嫌だと思ってることは、つい出ちゃう感じで。
一度だけお母さんの実家へお邪魔したことがありました。
そこは、いかにも田舎で、なんだかとても暖かい、素朴な雰囲気で
ご実家の皆様も優しく、私は自分の祖父母の家に来たのかな?と感じるくらいでした。
とても居心地の良いところでした。
だから、お母さんも、もともとはそんな雰囲気の人だったのかなと思いました。
そうです、お母さんもまた、モラハラ夫の被害者だったのです。
モラハラ夫のソースは、父親。
同じモラハラ加害者です。
お母さんの実家で、私は少し、昔話を聞きました。
昔は、嫁に出たら二度と実家の敷居をまたいではいけない
なんて言ってたそうなんですが
若い頃のお母さん、あまりにも思い詰めていて実家へ家出してきたことがあったそうです。
帰ってくるな、なんて言ったら自殺してしまうかもしれないと思って
実家へ迎え入れたそうです。
結局、翌日には自宅へ戻ったそうですが。
この後も、何度も何度も、家出してたみたいなんですよね。
でも昔は、きっと離婚なんて、とても大変だったと思うのです。
モラハラ被害者のまま、お母さんはいました。
洗脳されて。
私は馬鹿なのって、自ら言ってました。
私は夫の父親が嫌いで。
ほんと、嫌な感じの人でした。
わがままな子供みたいだけど、すごく偉そうで。気まぐれで。
人のことを馬鹿にしていて。
子どもたちのことも、愛しているようで、そうでない。
一方的な可愛がり方というのでしょうか。
私に対しては、まだ遠慮してたところはありますが、嫌な思いはたくさんしましたよ。
元夫は、父親には絶対に逆らえませんでした。
いつもご機嫌取りして。
で、この父親の母親、つまり元夫の祖母ですが、
この人もまた嫌味な人でしたね。
親から子へ、モラハラが受け継がれていましたねー。
接することがとても少なかった私に対しても、
いじめるような言動をしてきました。
もちろん、祖母と母の関係は最悪でしたよー。
人から嫌なことをされたら、それはもう人にやっちゃいけない!
って、当たり前だと思うんですけど
おそらく無自覚で続けちゃってるんですよね。
この家族は。
このことに気づいたおかけで、私は離婚しなくちゃいけないって思えました。
自分の子供が、被害者や加害者になってしまったら、それは私のせいだって。
本当は、加害者が自分のしていることを自覚して
変わることが理想ですが
なかなかこれは難しいことです。
相手に変わることを期待するのは、ほぼ無駄なことだと私は思っています。
本人が自分で気づくことから始まりますから。
その日が来るかどうかは、わかりません。
ざっと、こんな思い出話です。
今頃、お母さんはどうしてるのだろうと、時々思います。
ではまた次回。
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