女神になりたい主婦のブログ

自分と子供のために離婚した話~モラハラ話6

私は、日々の小さなことでも、幸せを感じるのが大事だと思っています。

 

それは辛かった時も同じで、「辛いけど、こんなにいいこともある」みたいに考えて

なんとかやり過ごしていました。

 

良いことを見つけるのは、とても大切なことですが、自分の辛い気持ちに蓋をしてはいけません。

我慢をして、それで済むならいいと

私が我慢すれば、それでうまくいくのだからと

自分の気持ちを押し殺して、ごまかしていても、何の解決にもなりません。

 

いえ、解決するどころか、悪化してしまいます。

 

私は子供を産んで、育ててわかったのですが、自分の精神状態は子供へ伝わります。

 

もともと、お腹に入っていたからなのか、子供と母親って通じてるところがあると思います。

特に小さいときは。

 

だから、お互いの気持ちがすごく通じると思うんです。

良いときも、そうでないときも。

 

それで痛感したんですよ、私が幸せでいることが、子供の幸せになるんだって。

夫婦喧嘩をしたら、目の前でしてなくても、子供にはわかるそうです。

だとしたら、私は、子供に対して、なんてひどいことを毎日やっているのかと、気が付きました。

 

モラハラが酷い毎日で、辛い気持ちでいるということは、子供を不安にさせているということ。

私が泣いている時は、子供も泣きたいということ。

 

私にとって、子供は一番大切な存在です。

私が幸せでいなくては、いけないんだ。

私が笑ったら、子供も笑うんだ。

 

それまでずっと、自己犠牲の精神でやってたわけですが、そんなの全然幸せじゃないし、良くなっていない。

 

それに、私が犠牲者になっていることで、(当時の)夫は加害者であり続けます。

 

これは、私が離れなければ、続いてしまうことでした。

 

よく、「子供のために離婚できない」という言葉を聞きますけど、本当にそうでしょうか。

 

そりゃあね、生きるためにお金が必要だからっていう理屈は分かるんですけど

毎日辛くて、暗い気持ちで、暗黒世界みたいな家庭って、子供のためなんですかね。

絶対違いますよね。

 

準備をしっかりしてから、別れる方が賢明だとは思いますが

私の場合はもう限界が来ていたので、衝動的でも何でも、加害者から離れたのは、本当に良かったと思います。

 

私は何年も無職だったし、ろくに働いた経験もなかったし、何の資格も持ってなかったけど

財産分与だって、ちょっとしかもらえなかったけど

 

それでも私は、自分と子供を守って、離婚したことが正解でした。

 

お金がなくたって、幸せってこういうことなんだってわかりました。

(日本では、母子家庭になったら、受けられる援助とかもありますからね。調べる必要はあるけど、助けてくれる制度はありますよ。)

 

毎日恐怖に怯えず、安心して笑って過ごせること。

毎日、おいしいねって笑いながら、ご飯を食べられること。

それが、こんなにも素晴らしいとは。

こんなに幸せとは。

 

とは言っても、いつ元夫が表れて、嫌がらせをされるかわからないし

子供を元夫に連れ去られるかもしれない、という恐怖はありました。

 

でも幸い、よそに気持ちが向いていたようで(離婚前に既に、向こうが浮気をしていたので)

こちらには攻撃に来ませんでした。

 

浮気相手、ありがとう。あなたのお陰で、私は執着されず、攻撃もされなかったと思うのよ。

 

そして、わかっていたことではありますが、元夫は、子供のことなんて大してかわいくなかったのです。

会いたいとか、そんなのがないのです。

子供の方も、もともと愛情を注がれていないので、別れても全然変化なし。

 

一度、離婚前ですが、会いに来られた時なんて、そっぽ向いてバイバイって手を振ったんですよ。

一歳の子供から嫌われていました。

 

子供のこの行動のお陰で、私も離婚の気持ちに迷いはなくなりました。

 

離婚後も、一度だけ「子供に会いたい」などとメールを送ってきたのですが

私ではなく、「代理人が付き添って子供に会わせる」と返事をしたところ、

「今はまだ会う時期じゃないと思う」などと、意味の分からない返事が来て、なくなりました。

 

子供に会いたいんじゃなくて、ターゲットである私に会って、またモラハラ再開しようとしたんでしょう。

もう、私が言う通りに動かないとわかったのか、それきりです。

 

私は数年間、モラハラ元夫からの攻撃を恐れていましたが、執着をやめたようで、何もありませんでした。

 

公正証書を作っておいたので、養育費はちゃんと振り込まれています。

 

離婚する前に、疲弊した心身で、私は自力で調べて、協議離婚案を作りました。

それはもう「弁護士つけてるだろ。うそつくな」と疑われるレベルで。

 

そのためか、それをもとに公正証書も作れたし、内容も守られたし、おかしなことをされずに済んだようです。

 

弁護士に頼むお金なんてないんだから、嘘なんかついてないんですけどね。

私の頭脳を侮っていたようです。さんざん、「頭悪い」ってバカにしていたので、実際の私を見くびっていたんですね。

 

という感じで、離婚のお話でした。

 

タイトルは、自分と子供のため、になってますけど、ターゲットがいなくなるのは、モラ夫のためでもあったと思います。

 

ただ、本人が変わらない限り、新たなターゲットを見つけてモラハラしてしまうとは思いますけど

被害者がいなくなれば、加害者でもなくなる、ということで、私は最善の選択をしたと思っています。

コメントを投稿するにはgooブログのログインが必要です。

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「日記」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事