会計を済ませて、買い物袋に品物を移していると
前方から歩いてきた人に見覚えが。
その人は近所に住んでいる人で、私の母と同じくらいの年齢の女性。
母とも知り合いなんですが、昔、娘が通っていた保育園で
保育補助として、パート勤めしていた人です。
その節は大変お世話になりました。
その人が私の顔を見て気づき、話し掛けてくれました。
「久しぶりね、どうしてる?あの子は。
えっと。なんだっけ?」
私は、この人が私の顔を覚えていたことも、娘のことを覚えていたことにも驚きました。
保育園を卒園してから、もう10年以上経ちますからね。
娘の名前を言うと、
「そうそう、家の近くを通る時に、いつもどうしてるかな?って思い出すんだけど」と。
今は高校2年生で、この高校に通っていて
今はこんな感じですよ、と
写真を見せながら、話しました。
「あら、全然面影ないねー。顔変わったね~、お母さんに似たかしら」
なんて言われながら、楽しくお話しました。
その方は、保育士の先生方とは違って、おばあちゃんのような優しさと
安心感のある人でした。
子供達にとって、そんな優しい先生がいたのは
すごく良かったと思います。
担任の先生は忙しいし、時には厳しいことも言います。
でも、おばあちゃんのような優しさで包んでくれる、この先生がいてくれたお陰で
子供達は安心できてたんですよね。
娘も好きだったんですよ、先生のことが。
10年以上経っても、どうしてるかな?元気かな?と
気にかけてくれるなんて、とても嬉しいです。
私にとって、保育園はとてもとてもありがたいところでした。
保育園がなかったら、生きていけなかったですからね。
先生方は、毎日とても細やかにみてくれて、本当にお世話になりました。
たくさんの先生が、娘のことを気にかけてくれて
そのおかげで、元気に成長できました。
皆さんのお陰です。本当に。
その時の先生が、今も子供たちのことを思ってくれてるなんて
愛情深いなあって。
時々、保育園のときのあの子かな?って思う子を見かけるんだけどねえ
って言ってました。
たくさんのお子さん達を、今も気にかけているんですね。
優しくて暖かい人です。
子供は、たくさんの人のおかげで育つんだよなあと
改めて思った出来事でした。
幸せな気持ちになりました。
今も感謝しています。
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