昨日のタコの話から、つながって・・・
夫は人と仲良くするのが上手だなと、いつも思っています。
昨日頂いたタコも、たくさん獲れたとは言え、わざわざ送ってくださるなんて、とても親切な人だなあと思います。
そして、親切にしてもらえるのが夫なんですね。
仕事関係では、何人も仲良くしている人がいます。
お互いに、仕事上、大切な関わりなんだとは思いますけど、仕事じゃないところでも、とても楽しそうにやり取りしています。
相手とは仕事で関わっているし、尊敬しているので、本人は友達とは思っていないらしいのですが、まるで友達です。
美味しいものをご馳走してくれたり、良いものをくれたり、良いお店を教えてくれたり、互いに家族の話をしていたり。
だから、病気の時も心配してくれた人もいましたし、今また仕事をするようになって、長いお付き合いになっている人がたくさんいます。
お中元など贈ってくれる人もいます。ありがたい。
まあ、私が一番よく知っていますが、夫はとても優しいです。
そして普段から、よく人に道を聞かれたり、なぜか外国人に電車の乗り換えを聞かれたり、しょっちゅうです。
多分、人当たりが良くて、警戒されないんだと思います。
本人はそれでちょっと困ってるところもありますが、それも才能のうちだなと思います。
夫が病気で家にいたころ、夫のお母さんは私の母に愚痴っていました。
「あの子は、遺跡の発掘とか一人で黙々とする作業をしていた方が良かったんだ」と。
(お母さんのイメージでは、発掘のお仕事は一人きりでやるイメージということですね)
「そういう仕事なら、きっとうつ病にならないんだ」と言いたかったらしいです。
それを聞いて私は思いました。
母親という一番近い存在でも、我が子の長所というのは、わからないのだなあと。
夫は、人と一緒にいるから力を発揮できるし、何より人に好かれる能力があって、助けてもらっているのです。
でもお母さんには、そうみえないんですね。
私も近すぎて、そして期待もあって、きっと我が子たちの長所をちゃんと見られていないかもしれないなと思いました。
気を付けよう、客観的に見ようと。
そんな話を娘にしたら、「そんなことないよ、ちゃんと長所はわかってるよ」と言ってくれました。
その上、「ママは、パパみたいに人と仲良くするってできないよね」とはっきり言われました。
そうなのです。その通り。
いや、仲良くできますけど、私はたぶん、人との間の壁が高いのですよ。
だから夫を尊敬しています。
人それぞれ素敵なところがあるから、それを尊重して伸ばそうねって、あらためて思った話でした。