これは、我が家のシクラメン。
毎年、親が買ってきてくれます。
好きみたいで。
前に、レメディの話を書いたと思うのですが
シクラメンのレメディもあります。
シクラメンの花は下を向いていて、泣いているみたいなので
深い悲しみを表しているとか。
(由井寅子さんの本より)
そのレメディをとると、悲しみを抱えた人は癒やされるかもしれないし
隠していた悲しみが表に出てくるかもしれませんね。
悲しみだけでなく、どんな感情も隠して表に出さず
溜め込んでいるのは、良くないんですよ。
悲しいと感じたことすら、なかったことにしようとしても
それはずっと、自分の中に溜まっていますから。
ああ、自分はこんなふうに感じているんだな
って一度認めて、外に出すと良いですよ。
その感情に、良いも悪いもないんです。
そう感じた、ただそれだけ。
感じるのは素晴らしいこと。
子供の頃は、私は「泣くな」とよく言われました。
そこで我慢して泣き止んでも良くないし
「泣いたらいけないんだ」と感情に蓋をするのも良くないです。
そうやっていると、どうなるか?
病気になるんじゃないかなぁ~。
病気でなくても、心の方に大きな弊害が出ますね。
今はそれに気づいたから良いんですけど、
きっと、そう言って躾ていた親自身も同じなんだと思います。
夫も同じでした。
夫の場合、どう感じていたかすら思い出せないくらい
心に蓋をしていたみたいです。
記憶ないんだもん。よほどだったと思います。
さて、そんなことを感じながら育てた我が子達は
とても素直に感情表現をしているなと思います。
それでも、子供なりに気を遣って、言えないことや
感情を隠していることは多少なりともあると思いますけどね。
特に娘は、シングルマザーだった私をかなり気遣っていたので
小さなときは、とても健気でした。
が、最近はですね、
声でかいな〜って毎日思うくらい
大きな声でいろんなことを口に出して
感情を爆発させています。
持久走大会があったんですけど
もうこの一ヶ月、「嫌だ、走りたくない」の文句のオンパレードでした。
イジイジするんじゃなくて
「なんでこんなことするんだよ〜!」って大声で発散する感じなので
言いたいこと言ってるなあって、私は見ています。
「そうだね~。走るの疲れるよね。なんで、そんなにいっぱい走るんだろうね」と
私も話していました。
私も娘も、運動が苦手なので、共感しかないです…。
まあ、それでも文句言いながら、ちゃんとやってるのはすごいと思いました。
学校というのは、おかしいな?と思うことがいっぱいあるのよね。
不平不満、愚痴、泣き言は言うもんじゃない
って言いますけどね。
わかります。
言ってると、そんなことがまた、自分の身に起こるからですね。
けれど、思ったことを呑み込んじゃうのは、もっと良くない。
だから、スッキリ吐き出して、じゃあどうしたらいいかな?って
気持ちを切り替えたら良いのかなと思います。
愚痴を聞かされる相手が、嫌な気持ちになってしまったら
それは迷惑ですけれど
私は、子供の文句たれてんのは
「うん、そうだね〜、そんなもんよ。適当にやりゃいいのよ」
とか言って聞いてますから。
それで子供も気が済むのかも。
そんな感じで、娘は自分の短所を
「思ったことが顔に出る」と言ってるくらいです。
親は子を見て、かわいいなと思っています。
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