女神になりたい主婦のブログ

無理矢理の目標設定

娘が作文で悩んでいます。

学校というのは、何かと将来の夢や、今後のやりたいことなど
書かせますよね。

将来の目標について書き、そのためのライフプランを考えて、書きましょうという課題だそうです。


私の学生の時も、
目標を決めて、それに向かって努力して、頑張って達成することこそ素晴らしい!

という教育を受けてきました。

それも素晴らしいですけど、別にみんな同じようにしなくてもいいと思います。

ほとんどの子が、将来の夢とか、やりたいこととか
そんなに決まってないと思います。

どんな仕事があるのか、どんなことができるのか?

知ることは大事だし、自分で調べたり自分の能力について考えたりするのは
とてもいいことだと思います。

けれど、型にはまる必要もないかな、と思います。

いま世の中にない仕事をするかもしれないしね!


私は、中学の頃から建築設計をやりたいと思い、それを目標に大学まで行きました。

興味があったから、それを目指したわけですが
そこまで熱望していたとか、絶対なってやるとか
そんなに情熱はありませんでした。

憧れ、くらいかな。

でもね、建築家になりたいって言ったら
大人はみんな納得するし、良いねって言うし

「建築の勉強をする」という目標設定をすると
自ずと、やることが決まるわけです。

建築学科のある大学に入りたい
その大学に入りやすい付属高校に入る
大学に入るための勉強をする

という、わかりやすい道。

はじめから決めていたから、高校受験も迷わなかったし

高校での科目選択も、全く迷いませんでした。
幸い、理系でしたし。

付属高校からの推薦枠を狙って、常に成績を意識し
余裕を持って、推薦を取りました。

楽なんですよ、先に決めておくとね。
努力しやすい。

親も何にも、口出ししてきませんよ。
こんなにちゃんとやってるんだから。

その為でもありました。
人にとやかく言われなくて済む、というね。


建築の勉強自体も面白かったし、たくさん勉強できて良かったです。

一方で、私はこういうの好きじゃないなって気づいたところもあります。

就職は大変でした。

女性が建築の仕事に就くのは、門戸が狭い…。今は変わったかなあ。

入ったら入ったで、女性にはとてもキツイお仕事でした。

そこまでの情熱がなかった私は、長続きしませんでした。

そんなもんよ~。

中学の頃から決めてきた建築の仕事は、あっけなく辞めました。

勉強は好きだったけど、それだけ。

勉強したことに後悔はないです。

でも、他の可能性を捨ててしまったな、とも思います。

周りの大人が納得する、認められることをしとけば良い
って決めてしまったからね。


だからね、別に高校生の今、無理に決めなくて良いと思うんですよ。

楽しくできること、好きなことをいっぱいやったらいいって。

英語が楽しいなら、英語たくさんやったらいいし。

娘は今を楽しく生きているんだ!って言ってますけど
そうなんです。

今、楽しいのって大事なの。

楽しいと、この先も楽しくなるから。


作文に悩んでるかと思いきや、なんかゲームやってるし…。
真面目に相談のるのやめよ〜。

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