女神になりたい主婦のブログ

平成の米騒動の思い出

お米がないという騒ぎで思い出すのが、30年くらい前の出来事。

あの時も、確か米が不作とかで、店頭からお米が無くなった事がありました。

近所のお店では、タイ米と一緒じゃなきゃお米を売らない
と言っていて、並んでわざわざ買ってきた母が憤慨していました。

お米がたりないからって、あの時は、カリフォルニア米やタイ米を輸入していたんですよね。

今もかな。

でもさ、タイ米って、普段着食べてるお米の代わりにはならないよね。

輸入した意味あったのかなあ。

タイ米が話題になったお陰で、タイ料理が注目され
ちょっとタイ料理ブームも来ていたと思います。

あの当時は、まだ東南アジアの料理を気軽に食べに行くことは
あまりなかった気がするので、知らない異国の料理に関心が向いたのは良かったですね。

私はタイ料理が好き。


さて、当時は母が躍起になって米を買い集めていました。

ちょっと考えれば、我が家は4人家族(子供は女の子2人)
の家庭で、そこまで米をたくさん消費していたとは到底思えないので
焦ることはなかったと思います。

タイ米と抱き合わせで買わされたのは悔しいでしょうが
白米が手に入ったのだから、まあ、それを食べれば良いのだし。

そんなに焦らなくても、うどんとかパンとか食べればいいじゃん
なんて、中学生の私は思っていました。

今は母の気持ちもわかりますよ、お米食べたいって。

ただね、買い集めた結果、我が家には60キロものお米があったのですよ。最高で。

いや、買いすぎだって。
食べ盛りの男の子でもいるなら、わかるけどさあ。

どうも、私の親世代は「物が無くなる恐怖」みたいなのがあって
不安になって買い占める傾向にあるのかもしれません。

今はそうでもないですが、父はトイレットペーパーとティッシュを
いつも大量にストックしていました。

お陰で、東日本大震災の時に、お店から物が消えた時
私は実家の備蓄に助けてもらいましたけど。

だからって、普段から大量に物を買い溜めておくのは、どうなの?と思います。

古くなっちゃうしね、食べ物は。
今回のお米も。

私の両親は、今回は全然焦っていなくて、お米を買っている様子はありません。

多分、二人暮らしで年を取って、そんなに量を食べないからだと思います。

落ち着いて良かったわ〜。

今日は買い物に行ったスーパーで、お米が一種類だけですが売っていました。

良かった良かった。

そのうち、これも落ち着くかなあ。

昔のことを思い出したのでした。

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