平成11年(1999年)8月9日(月曜日)
のんびりした朝を迎え、ホテルで朝食を摂り小樽に向かいました。
窓に広がる美しい小樽湾を眺めながら「あさり・ぜにばこ」駅を通過して、小樽駅に到着です。
駅前で本日のホテルの場所を確認し、小樽市営バスの一日乗車券を購入して「鰊御殿」(にしんごてん)に向かいました。
小樽駅前から「祝津」行きに乗って約25分、終点の「祝津」で下車。
鰊御殿
北海道指定有形文化財・にしん漁場建築の「鰊御殿」は明治30年に完成したもので、昭和33年に積丹(しゃこたん)の泊村から現地点に移築されました。
総面積185.1 坪の一部2階建、北陸・両羽地方の切妻造りの民家様式が採用され、家の中はさすがに広いものでした。
平成9年に築100年を迎えた「鰊御殿」は入場料200円です。
しかし、今日も暑い。
外気よりやや涼しく感じる家の中から港を眺め、記念写真を撮り終え、再びバスに乗って小樽駅に戻りました。
そして、市営バスに乗って本日のメインである小樽運河へ向かいました。
まずは、妻が楽しみにしていた硝子館を一軒見学し、小樽運河の定位置から記念写真を撮り、倉庫を利用してのレストランを一通り観察(?)してから今日の昼食メニューは予定通りパスタを食べることにしました。
小樽運河
食後は腹ごなしをかねて、小樽大正硝子館を筆頭に北一硝子館を一号館から五号館までをじっくり見学しました。
もちろん小樽オルゴール堂も忘れずに見学しました。
オルゴール堂
妻は自宅用にといろいろ物色していましたが、とうとうお気に入りのオルゴールが見つからずにがっかりしていたようです。
運河通りではお土産用の富良野ワインを宅配の手続きをしました。
小樽ではコンビニエンスストアも小樽らしさを醸し出し、さすが観光都市だと感じつつ午後の部を終え、本日の宿泊先の小樽国際ホテルで旅装を解きました。
夕食は小樽での定番のお寿司です。
選んだお店はすし屋横丁の 「しかま寿司本店」 です。
すし屋にしては珍しく、女将さんが握ることをうたい文句にしていてパンフレットの写真も女将さんです。
最上級の寿司を注文してやはりビールを頼むことにした。
おいしいのは当たり前ですが、おなかに余裕があればもう一軒寿司屋に寄りたいところであります。
ホテルに向かう前に我が家の状況確認のため公衆電話で娘の携帯に電話を入れました。
長距離電話は通常の電話よりも携帯電話にかけたほうが安上がりらしいです。
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