旅行最終日。
観光する時間もあまりないので、京都駅の旅行案内の窓口で相談してみました。
祇園で「放生会」があり、舞子さんに逢えるとのこと。
「放生会」とは、生類の生命に感謝する行事で、鯉の稚魚を放流するそうです。
早速、地下鉄に乗り祇園へ・・・
降りた駅からの方角が分からず、通りがかりの方に道を尋ねたところ、
とても、ご親切に「これから、そちらの方に向かいますので、御一緒に。」と
案内して下さいました。
道々、色々京都のお話をして下さり、掛け軸専門の骨董店をなさっているとのお話。
とても、爽やかな好青年で、さすが京都~。
「何かのご縁ですね。」と、とても良い時間を過ごさせていただきました。
舞子さんですよ~。
京都の舞子さんは、アイドルのように、周りにはカメラを持ったアマチュア
カメラマンがいっぱい。
その中の一人になっていた夫も
「可愛いな~~~。」を連発しておりました。
三日間、夫と二人、休日を満喫しました。
京都駅の「京都茶寮」でお茶をいただき、今回の旅も終了です。
でも私は舞妓さんを見ようとか工芸品を見たいとかはあまり思わないので、どうしても文化財めぐりになってしまいます。
それも信長に関するマニアック的なものばかりです。
行くのなら紅葉の頃、ゆっくりと古刹を眺めてみたいです。
歴史を知ることは、楽しいことですよね。
旅行に行くと、「へ~、知らなかった~。なんて言うことがいっぱいで、新鮮な感激がありますものね。
子供の時に、もっと好奇心があったら、「もっと、物知りな人になっていただろうとな~。」と思います。
人との出会いも、知らない物事に興味を持たせてくれる機会になるのだと思います。
今回は大阪の友人ご夫妻との再会があり、
大阪の雰囲気をわずかながら感じさせて頂き、
お芝居、オペラ、野球、新世界、ゴルフなど様々の話題で盛り上がりました。
京都では、カメラマンの方の中で年配のご夫人から、
地元ならではの芸子さんのお話や、
道案内をして下さった骨董商の方からは、京都人気質みたいな物を感じさせて頂きました。
良い出会いがあったと、感謝しています。
秋の京都、さぞかし美しいのでしょうね。
まだ、そのチャンスに恵まれていませんが、
またの機会を楽しみにしようと思います。