神田川の桜に酔う

高校生の、もう大人だからという大人びた気持ち、とはいえ自信のなさから戸惑う気持ち。
はちきれんばかりの期待と夢とヤル気に満ちているあの独特のオーラ。
あのオーラを感じた一日でした。

何に？　そう空気に。

暖かくなり一気に桜が咲き、まさにはちきれんばかりの花のオーラが
街中に、通り中に漂っていました。
どの子もどの子も「私は一番きれいで、一番きれいに散って、イチバン素敵な実をつける！」
と叫んでいるようでした。

ああ、いまの日本に足りない力ではないでしょうか（笑）


どの木も100％の満開。


神田川を覆いつくさんばかりの桜、桜、桜。


ほんのりとしたピンクというか、白というか。うつくしいですねー。
この晴れ晴れとした白っぽいピンク色に青空というのは、
カブキのあでやかさを思い出します。やはり日本の色なんですね。


ぴんぼけですが、どの子も満開です。

神田川には大きなこい、さぎ、カモ、ムクドリなどの野鳥、ついでに烏。
通りのおうちにはいろいろな花も咲いていて、まさに花鳥風月。
帰ってきて、何かいいことがあったっけ？と錯覚するようなかんじで、
桜や他の植物、動物から元気をもらったようでした。
ちょっとふわふわ。桜酔い。

しかしわたしは小豆で乾杯（笑）
たい焼きで、ニッポンは平和であってくれー！！と祈ったのでした。


あ、ちなみに神田川沿いの遊歩道に子供の絵のタイルがはめ込まれています。
かわいいねー。