少し前の2月の上旬にエル・グレコ展に行ってきました。
エル・グレコを初めてみたのは、たぶん倉敷美術館。
小学2年生のころ、家族旅行で倉敷に行って見た記憶があります。
宗教画にしてはやけに劇画っぽいといった記憶ではありましたが、
ちゃんと覚えているので、それなりにインパクトというか子ども心に
すんごーい!と思ったんでしょうね。
この時が多分初めての美術鑑賞だと思うのですが、
ほかに印象があるのはゴッホの糸杉、モロー、小出楢重かなー。
モローは両親が見たかったものだったのかなぁ、事前レクチャーを受けていたので、
ああ、これだー!という感じと少女漫画チックな美しさがグッときました(笑)
小出楢重のこの脂肪の質感と肌質が光り輝いていて生きてるみたいだったと記憶。
なんやかや親が刷り込んだような気もしますが、結構素直に感動した記憶があります。
親は印象派とかをすごく喜んでいたような記憶があるような。
それ以外に何の予備知識もなく、
あの倉敷美術館の…というかんじでエル・グレコ展に行ってきました。
そもそもエル・グレコの展示があるのがすごいらしく、
数は多いようですが、集めるのが大変な人なのでしょう。
中世の人だし、教会なんかに描いているし、
没後は若干わすれられていたりした時期もあるようですから。
でも今回行って、中世という宗教が思考の中心であった時代に、
形式にとらわれず、その情熱をもって描いたエル・グレコ。
教会がゆえに下から見上げる人たちを意識して描いた絵の比率。
躍動感。みずみずしいものがありました。
エル・グレコの宗教観とそれにかける情熱が伝わる筆致。
キリストが神へとなる瞬間を何回も何回も重ねて描いた、
その瞬間を残そうとする画家としての使命。
職業画家なんていうことではなく、
全身全霊で描いていたのかもしれません。
エル・グレコ。
気が付けば私の9歳の時に出会い、ずっと心の中にいて、
何十年もして出会うことが許されたわけですね。
人生ってこうやって巡り巡ってくるんですね。
エル・グレコを初めてみたのは、たぶん倉敷美術館。
小学2年生のころ、家族旅行で倉敷に行って見た記憶があります。
宗教画にしてはやけに劇画っぽいといった記憶ではありましたが、
ちゃんと覚えているので、それなりにインパクトというか子ども心に
すんごーい!と思ったんでしょうね。
この時が多分初めての美術鑑賞だと思うのですが、
ほかに印象があるのはゴッホの糸杉、モロー、小出楢重かなー。
モローは両親が見たかったものだったのかなぁ、事前レクチャーを受けていたので、
ああ、これだー!という感じと少女漫画チックな美しさがグッときました(笑)
小出楢重のこの脂肪の質感と肌質が光り輝いていて生きてるみたいだったと記憶。
なんやかや親が刷り込んだような気もしますが、結構素直に感動した記憶があります。
親は印象派とかをすごく喜んでいたような記憶があるような。
それ以外に何の予備知識もなく、
あの倉敷美術館の…というかんじでエル・グレコ展に行ってきました。
そもそもエル・グレコの展示があるのがすごいらしく、
数は多いようですが、集めるのが大変な人なのでしょう。
中世の人だし、教会なんかに描いているし、
没後は若干わすれられていたりした時期もあるようですから。
でも今回行って、中世という宗教が思考の中心であった時代に、
形式にとらわれず、その情熱をもって描いたエル・グレコ。
教会がゆえに下から見上げる人たちを意識して描いた絵の比率。
躍動感。みずみずしいものがありました。
エル・グレコの宗教観とそれにかける情熱が伝わる筆致。
キリストが神へとなる瞬間を何回も何回も重ねて描いた、
その瞬間を残そうとする画家としての使命。
職業画家なんていうことではなく、
全身全霊で描いていたのかもしれません。
エル・グレコ。
気が付けば私の9歳の時に出会い、ずっと心の中にいて、
何十年もして出会うことが許されたわけですね。
人生ってこうやって巡り巡ってくるんですね。
私も結構好きですね。
躍動的というか、スペインって感じが・・・。
むか~し、見たような気がします。
どこかの美術館で。
大人になってからですが…
そうそう、大原でも見ました。
宗教画は、好き好きなので、
エル・グレコは、なんかいいです。
たぶん、体のアンバランスがよいのかも?
良いものを見せていただきました。
いつもながら、トラネコさんの造詣の深さには感心します。
ドラマチックですね。
エル・グレコはテレビの美術関係の番組で知りました。
正面から見るとアンバランスみたいだけど
飾ってある下方から鑑賞することを計算して
描かれているのでしょうか。
それってすごく難しい表現方法ですよね。
すごい、エル・グレコさん。
トラネコさんの仰るように「劇画」っぽいですね。
少女クラブとかそういうのに載ってそうな。
でも決して安っぽいのではなく、キラキラした感じ。
情熱のほとぼりを感じます。
ココの母さん
スペインって行ったことがないのだけど、
エルグレコさんってスペイン→地中海→このあたりで
活動をしていた人らしいですね。
スペインも地中海も行ったことがないので、
時間ではないのだけど、
このあたりはのんびりしていて、
ラテン民族的な人間味あふれるって
イメージなのだけど、
エルグレコさんの絵ってそんな感じがしましたよ。
人間味があるんですよね、宗教画なのに。
反面スペインはカソリックだし、
地中海は修道院も多いし、
古臭いことやっているってところもあるんだろうけど。
信じることを信じて生きるって幸せなんだなー
と思った次第です。
今の日本って信じるものなんてない感じがしますもんね。
そんなことばっかり考えててもしょうがないですけどね。