外はほんとうに久しぶりの雨。
母が逝ってからちょうど1ヶ月。
母が大好きで毎日飲んでいたお抹茶。
母が残した抹茶の粉と、抹茶茶碗と、茶筅で
毎朝お抹茶を点て母の写真の前に供える。
あれからずっと。
母は喜んでくれているだろうか。
最初の半月は毎日、今は一日置きに父の所へ行き
一緒に夕食を食べ、父の部屋にしばらくいて
最後にひととおり掃除をして自宅に帰る。
兄はこちらに来る日以外は
毎日欠かさず、朝と夕方連絡をくれる。
私たちは別々に暮らしているけれど
寄り添い、支え合って生きている。ような気がする。
あれからずっと。
母は私たちを見ていてくれているだろうか。
なんだか、母の身体ばかりか
魂みたいなものまでも全て消えてしまって、
母の何もかもが無くなってしまったような
そんな気がしてならない。あれからずっと。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/01/afd1f25954db7eee4a35567b58e7271c.jpg)
そういえば先週、元彼から連絡があった。
昨年の二月に聞いて以来の声。
まるで何事も無かったかのように
フツーに連絡してきやがった。
そして、
母を亡くした私をフツーに心配していた。
彼はきっと、
毎年夏の暑い7月下旬頃になると、
辛い別れ方をした昔の彼女の事を思い出し、
その時つい一緒に、
私の事も、思い出しちゃうんだろうな。
これからもずっと。
以前母に彼のことを少しだけ話したことがある。
その時母はものすごく酷い言葉を私に浴びせた。
よくもまあ娘にそんな酷い事を… ( ̄_ ̄|||)
失礼にも程があるわっ (´・Д・)」
って腹が立つより驚き呆れたけど、
今となっては良い思い出で、笑い話です(笑)
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