NAECO/気がつけば二人旅(笑)

2011年4月5日から中国~インドを周遊♪

雄ちゃん、エベレストB.Cへ

2011-05-17 00:49:03 | 日記
とりあえず無事にナムチェに到着でき、翌日5月10日には雄ちゃんがベースキャンプに向けて出発しました。

ずっとふざけて馬鹿なことしかしてませんでした。

山に向かって大好きな宮崎あおいちゃんを叫んでる雄ちゃんがいたり。

妄想をふくらませながら、いろいろストーリーを作りながら馬鹿話してみたり、くすぐりっこしたり、ケンカしたりほんとにいろいろです。

だから、いざ離れてみると雄ちゃんの存在の大きさに気づかされ、一人で過ごす時間が異常に長くて寂しいものに感じてしまいました。


一人旅だったはずが、いつのまにか二人で旅してきたんだなって改めて実感することとなりました。



そんな風にできたのも、雄ちゃんの人となりでしょうか。

雄ちゃんのすごい所は、どんなことでも肯定的に物事を捉えるところにありました。だから、このトレッキングが、私にとっては大変な旅になろうとも、彼の大丈夫という一言と、絶対に連れて行ってあげると言ってくれた言葉があったからでした。

雄ちゃんの言葉だから、素直に信じて出発することが出来たのだと思います。


彼に出会えたこと自体、私にとっては全てにおいて新鮮で、刺激的で、ひとつの試練のような気がしてなりません。

二人一緒に死にかけて、二人で70キロあまりの山道を歩きとおしたこと、今まで体験したことのない世界を見せてくれました。


本当に感謝の気持ちでイッパイです。

回想 5月7日

2011-05-17 00:29:44 | 日記
翌日も、カメラを探しながら歩きましたが、やはり見つけることはできませんでした。残念だけど、くよくよしてられない・・・。気を許せば、すぐ横は崖です。雨が連日降っていることもあり、道の状態は決していいものではありませんでした。

特に、この日は泥水でぬかるんでいる場所がいくつもあり、滑ったらひとたまりもないほど怖かったです。

多少遅くても、確実に歩くことが優先されました。


それにしても・・・。

山登りをしていると、目的地が見えているときほど、そこに近づけそうでなかなか近づくことの出来ないもどかしさや苦しさは、半端ないなぁと思いました。


何も見えていなければ、ただひたすらがむしゃらに目の前の道に集中することが出来ました。
だからこど、思っても見ないときに達成する感動も大きくて・・・。

それでも、どんなにゴールが遠かったとしても、あきらめずに先へと進むことができる原動力は、雄ちゃんの存在が大きかったように思います。


とにかく一人じゃない!

これって、ほんとに大切なことですね。

どんな事でも、成し遂げることが出来たとき、そこには自分の努力だけでなく、支えてくれる大切な存在、家族や友達のサポートがあるんだってことを忘れてはいけないと思いました。


雄ちゃんとは、もう1ヶ月以上一緒に居ますが、いい意味でも悪い意味でも、全てをさらけ出して付き合っていました。
だからか、かの関係が居心地よくて、私はついつい雄ちゃんの優しさに甘えてしまっている気がします。。。


回想 5月6日

2011-05-17 00:22:28 | 日記
6日目。朝から急な登りに始まりました。登りきったところで、ご褒美の朝ごはんを食べていると、レストランのおじさんから耳寄りな情報が!


どうやら今日の目的地手前にある村の景色がとても綺麗だというではありませんか。おかげで、予定よりもずいぶんと早く到着してゆっくりすることができたのです。



が!


事件発生!

雄ちゃんが、普段めったに出さない自分のデジカメを持って、明日訪れる村まで散歩に出かけたのです。


そして、カメラ紛失!

気がついたときには、もう夕方近く、土砂降りな状態でした。それでも探しに行く雄ちゃんが心配で、私も宿の前で帰ってくるのを待ち続けたのです。


結局、カメラは見つからず、雄ちゃんの思い出が・・・・(涙)