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今回は、ディスクロードの負の部分について触れてみたいと思います。
業界全体がディスクブレーキロードに進めば、フレームやホイール全て買い替え需要が増えますよね。
広告収入もそんな感じで増えていきます。
そんな雑誌社がディスクロードを褒め称えるのは当たり前の事。
自転車屋さんも買い替え需要が増えればラッキーってなところなのでしょう。
ところが儲かるOR儲からないとは関係なく、明るい部分には、必ず影が存在するものなのです。
ディスクロードの負の部分
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C社のカーボンフォークは折れる。⇒事例を何件も聞きました。
メディア関係の人から&ショップの人から、、、。
軽すぎるフォークって怖いですね。
プロは良いんですよ。
直ぐ、交換してもらえるから。
乗り心地と制動力のトレードOFFってな感じで今後、ディスクロードのフロントフォークは強化されていくはずです。
今まではフォークの根元(ヘッド周り)の強度だけ気にしていれば良かったのですがこれからはフォークの先端部分(140㎜~160㎜)の強化を考えなくてはいけません。
そして適正な左右バランスも。
私たちのほとんどはプロライダーではありませんから左右で異なるフィーリングの変化や安全性や耐久性を考えて今はまだリムブレーキでしょう。
2018年はディスクブレーキonlyで作ると言っていた大手メーカーさんもリムブレーキタイプを併売しているぐらいですから。
クロモリオーダーフレームには、フォークの作り直しなどができたり、フレーム素材にしても、もともとしなりがあるので、良さそうですね。
そんな方にこちらをお求め頂きました。
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もう一つ
ディスクロードは輪行にはあまり向いていない。
レースの為の空輸等ハードケース輪行ならばそんなに問題ないと思いますが、輪行袋ですとかなり慣れていないとディスクローターを曲げてしまう=ブレーキを引きづったまま走る、なんてこともありえます。
リムブレーキなら気軽にできた輪行もディスクになると、かなり慎重にならないといけないのは間違いないですね。
キャリパーが喰っ付かないようにスペーサーも入れないといけません。
リムブレーキなら六角レンチを1本持っていれば良いですが、お気軽な輪行でもディスクブレーキだとこれが必要かも。
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ディスクローター修正工具(曲がった部分を直す)
MTBが盛んだった頃は自動車に積んでいって現地で走るだけなので、ショップで調整するだけで良かった部分です。
輪行袋でお気軽に輪行するには、、、。
ディスクロードは輪行袋輪行には不向きです。
いろいろな要素が噛み合ってディスクブレーキロードをお勧めできるようになるのは2019年モデルからでしょう。
2018年は時期尚早という感じがします。
パーツとしては出来上がっていますが、フレーム&フォークが追いつくのを待っているところでしょう。
クレームが入らなければ明日はホイールについて書こうと思います。
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