Fitteの倉本です。

意識とカラダの連動のズレ

おはようございます。

まだかなり眠いので、珈琲を2杯飲みました。

さて、

お金のある人は6月号のサイクルスポーツ誌を買ってみてください。

「ヒルクライムは楽しい!」は結構参考になります。

真円チェーンリングを前提として、「力を抜きながら上手く坂道を登る方法について語られています」⇒ここについては私の考え方と同じです。

「あえて普通の靴でも練習」
ペダリング効率をパイオニアのペダリングモニターなぞ買わずにペダリング効率(円運動の方)を高める練習方法は一般の読者の参考になると思います。

「6~12時の時に靴裏がペダルから少しだけ浮くようなペダリングができていれば脱力できている証拠であり、反対側の足1~5時にしっかりと体重が乗っていることになります」
⇒このコメントは巡航するうえで本当に有効だと思います。(ロングライドのサイクリングでは特に!)

ではペダリングモニターは必要ないのか?というとそうではありません。
あくまで長時間の巡航にはこういった意識が必要ということを言いたいだけですので後から書き込みます。

このあとも上り坂ではどのポジションで漕ぐといいか?(サドルの前の方に座って自転車が構造的に一番進むの3時の位置の入力をする位置の探し方について書かれています)
体重をうまく使う方法が書き込まれている最近稀に見るわかりやすくて良い記事だと思います。
サドルの前の方に座るとBB~サドルの距離が近くなってしまう(脚が詰まってしまう)のでそんなところの工夫については分かっている自転車屋さんでサドルを買ってセティングしてもらってください。

ダンシングについても「休むダンシング」について詳しく書かれているのでとても参考になります。
特に初心者については全くその通りにやっていただくことが重要かなと思われます。

そのあとのトレーニングにつきましてもとってもわかりやすく、ほぼ正確に書かれていて6月号のサイクルスポーツ誌は買って損はないと思います。

ちなみにFITTEの倉本は週に3日だけL5の練習を5分間、2週間に1回だけTeamFITTEの愉快な仲間たちと3時間外を走るのが1ヶ月の練習ペースです。
つまりは週に1時間45分しか走っていません。
効率を考えた練習をしています。
ホビーレースですと結果はこの程度になります。

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さてここからが私個人の考え方です。
一般論ではないです。
練習中は上記サイクルスポーツさんの考え方で良いと思います。

私は42歳からロードレースを始めました。
かなり遅いスタートです。
はじめは完走できる試合が10レース中2レースぐらいしかありませんでした。
しかも完走できた内の1レースはヒルクライムレース。
そこから強くなるために常に工夫を始めました。

まずは意識のズレを直すところから。
頭で考えたことが実際に足に伝わるまで普通の人(170cmを想定)は0.24秒かかるのです。
コレがプロと呼ばれる人たちはもっと短くなる。
目で見えたことに反応するには0.24秒かかりますが、はじめからこうしようとペダリングに意識を集中している場合には認識にかかる時間が短縮され足に伝えるまでに0.085秒と短縮されます。
1分間に90回転回していた場合に1秒で回る回転角度は540度となります。
これに0.085秒をかけると45.9度となります。
まあ、乗っているうちに反応は良くなってきますから上級者は30度ぐらいのズレになってくるのでしょう。

つまりは1時の位置から入力したい時には意識的には12時の位置から踏み込まないとダメなのです。
12時に踏み込もうと思って初めて1時から反応できるってことです。


さらに言えば12時の位置でペダルを前に出し回転に寄与する入力をするにはもっと前から入力の準備をすることが大事です。

高岡選手のチOコは左によっていますが骨盤の位置関係を自転車の構造に合わせるべく上支点でのペダルの送り方を上手くやろうと右の骨盤を上げて1時からの入力に備えています。
骨盤を上げることによって上支点の通過をうまくこなし、骨盤と脚の角度を大きく取り、力が出せる体制に持って行っています。




フルスクワット<ノーマルスクワット<ハーフスクワットの順で重いものが持ち上げられます。
骨盤と足の角度を大きく取り、重いギアが踏みやすくするように
早め早めに動いています。
流石、ゴールドマンサックスです!



早めに備えることで意識とカラダの連動のズレをなくそうとしています。

普通はシティングの方が体に負担がなくパワーを出せるのですが高岡選手のダンシングは非常に回転に寄与するパワーが出るダンシングですね。

自転車の構造的に一番進むのは3時の位置の入力です。
でも人間の筋肉の構造的には最大出力が出せるのは4時の位置です。

普通に踏んでしまうと4時から6時にかけてはペダルは加速しちゃいます。
つまり4~6時は回転方向に負荷がかからず、踏み抜けちゃって6時あたりまでスカスカした感じになっちゃいます。
ロングライドの後半はダンシングした時に、このスカスカした踏み抜けちゃう感覚から逃れたい為にわざとギアを重くしてダンシングしたりした事もありました。
ただ6時の真下へ踏む力では自転車は1mmも前に進みません。(私は6時の位置で後ろに蹴っています)
なので4時で脱力しなくてはいけません。
そう行動しようとしても意識とカラダの連動のズレによりどうせ遅れて5時まで入力してしまうのが人間ですから、、、。

こういった事を唯一可視化できる パワーメーター×⇒ペダリングモニター○ が「pioneer」です。

真円のペダリングに対する結論は以上です。(自転車に身体を合わせるという考え方)

アンクリングにつきましては後日ペダリングにおける初動負荷理論と一緒に書きたいと考えております。

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まあこんな事を気にしなくて良いパーツが楕円ギアでした。

ROTORが騒がれる前から他メーカーをイロイロと使ってきましたがここで時間切れです。

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