のびのびのぶログ

水彩画や好きな音楽について語ります。なんでも伸び伸びと書いていきます。でも忙しくて更新が延び延びになるかも。

ポーラ美術館コレクション

2018年06月23日 20時57分40秒 | 日記
福島へ行って来ました。身内のお見舞いに。
そのついでに今年度は出品できた県展の鑑賞、そして県立美術館でポーラ美術館コレクション モネ、ルノワールからピカソまでを観てきました。モネ、セザンヌ、マチス、ブラック、シスレー、ピカソたち。順を追って年代の古い順に絵画の変遷を辿って行くと、100年以上前に新しい芸術を追い求めた新しい芸術家たちの苦悩が私には感じられました。

この苦悩は絵を描く人にしかわからないものです。モネの光の表現は屋外に出ないと描けない。いまこの瞬間の光の印象を速いタッチでカンバスに残したいという思いが伝わって来ました。またセザンヌからは様々な視点から描いた静物を一枚のカンバスに収めるという欲深さが、シスレーは古い時代は伝統的な絵画でしたが次第に黒を使わず様々な色の集合体として色を捉えることで光を表して行く変遷がよくわかり、ブラックやピカソからは、物体を様々な視線で分割単純化し、それを画面の中に再構成して見せてくれました。
当時としては、誰もが驚いたことでしょう。

ルノアールのブースだけフラッシュ無しの写真撮影OKだったのでパシャリ❗️


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