長年、本を読みたいという欲求を持ちながら、
なかなかその習慣が定着しなかったけれど
去年は、自分にしては随分と本が読めたと思う
こうして読了記録を書くとか、
ポッドキャストで読んだ本についてしゃべるとか、
読書家の方たちが言うことを真似してみたら、確かにうまく行ってるかもしれない。
図書館で借りて、「返却日」という締め日を作るのもよいみたい。
今年はたくさん本が読めるといいな。
年末に図書館で借りた朝井リョウさんの本。
返却締切日が迫っていたので、お正月の間に大急ぎで読んだ。
ちょうど、大晦日
紅白が終わってゆく年くる年の鐘の音が描写されるシーン
2022年バージョンをリアルタイムで聞きながら。
警察の施設の窓を割って侵入し、蛇口を盗んだ罪で逮捕される。
という事件が出てくるのだけど
本当に、こういう人いるのかなぁ・・・
と思って検索してみると、本当にいるんですね。
本を読む前は「え、なにそれ。気持ちわるっ」で終わってたけれど、
そのような生まれつきの、自分ではどうしようもないような性癖を持ってしまった人の深い悲しみにまで想像が及ばなかった。
プリズンサークルに、
落とし物を拾うように、テーブルやいすに置いてある財布を盗ってしまう。
という人の話が出てきたけれども、
産まれてから、育つ環境によって、そのような癖がついてしまう場合は、TCのような対話的な精神療法で治療できる場合もあるのかもしれないけど、
生まれながらのものだと、それはどうしたらいいのだろう。
水が勢いよく噴出することに興奮する
ということ自体、特に誰にも迷惑が掛からないようにも思うのだけど。
何をどこまで規制するのか、罪とするのか。みたいなことになるのだろうか。
水ならばまだしも、小児性愛者の記事を読んでいると、対象は1~15歳という人もいて、
1歳・・・。
他にも、まだまだ想像を絶するようなものに興奮する人はいるようで・・・
私の頭もなかなか追いつかないことが多いけれど、いろいろと本を読みながら、ゆっくりとアップデートしてゆきたいと思う。
SNSに、我が子の写真や動画を載せる友人は多いのだけど、いつもそれを見ながらモヤっヒヤっとした気持ちになる。子供たちの成長を見れるのは嬉しくもあるのだけども。
ネットが無い時代にはなかなか出会わなかった話なのかもしれないけど、みんなが発信できる時代、みんなが検索できる時代。知っておいてもよいのかも。
朝井さんの言葉の使い方、表現力、リアルな映像が頭の中に描かれるようで、映画を見ているようでした。
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