ぜんまい干し

2008年04月22日 | 日記
相変わらず、毎日野草を摘んでは干し、摘んでは干しの毎日です。
毎日干し物をしていると、春ってこんなに天気が変わりやすいのだなーと感じます。
そして、春の雨って霧のようにやわらかくて、まさにハルサメってのはこれから来たんだなーと気づきました。

毎日外で過ごす時間が長くなってくると、2年も暮らしているのに去年は気づかなかったお花に気づいたりします。

今はシャクナゲやツツジがちょーきれい。
八重桜も、今まで気づかなかったけど見つけたので、桜の花の塩つけをやってみているところです。

草の高さにしゃがみ込んで、草を摘んでいると、すごい宇宙を感じます。

ふっと状態を起こしたときに、ものすごく遠くまで旅してきたような気分になったりします。

そのくらい、草むらというのはいろいろな生き物がいて楽しい。

小さな野草でも、遠くからでは気づかないけど、顔を近づけて見ると、
すごいグラデーションをしていたり、ものすごくゴージャスな形をしていたり。

ひとつひとつちゃんと名前が付いているのだよねーと思うと、家の周りにあるたくさんの草たちの名前さえ知らない自分に気づくのでした。

あなたのお名前はなに?

そう草に直接聞けたらよいのだろうけど、草は答えてくれないし。
勝手に名前つけてみようか。

野草の本も取り寄せてみたけど、もっとデカク写してくれよー。と思うような写真だったり、若芽の時はどーなのよー。花はどんな花なのよー。と突っ込みたくなるばかりで、自分で野草の本を作れたらよいのかもなーと思ったり。
植物大図鑑みたいなものがほしくてたまらないのでした。

先日も日記に書いた野草料理の本は、かなりバイブル的なものになり、
日になんどもあっちこっち開いて見ています。

ワラビやゼンマイはあまり体に良くないと書いてあったけれど、
家の周りにいっぱいあって、近所のおばちゃんたちがせっせと摘んでいるのを見たりしていると、吊られて自分も摘みたくなり、
冷凍庫の中はワラビがいっぱい。

ゼンマイはめんどくさそうだと思っていたけど、一度やってみたくもあり、今年は干しゼンマイもやっています。

本には灰汁で茹でてもみながら干すと書いてあるけど、
近所のおばちゃんたちは、熱湯をかけて、藁灰をまぶしてもみながら干すようで、どちらのやり方も試してみているところです。

灰汁の抜き方もいろいろあるよね。

そうとうよくもまないと、すじすじしておいしくないらしいけど、
おいらのはどうなんだろう。もんでいるつもりだが。
もみもみするのが好きな人、もみにきませんか。ふふ

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