日刊ゲンダイDIGITAL
森友事件に新展開 検察の狙いは政界に流れた融資20億円か 2018年4月9日
・・・特捜部の“本丸”は公文書等毀棄や背任ではなく、
『サンズイ(汚職)でバッジを狙っている』と噂されている・・・ 特捜部が汚職事件での立件を目指しているのなら、捜査に時間がかかっていることも合点がいく。異例の長期勾留が続く籠池前理事長も、情報源にしている可能性がある。
枕を高くして寝られない政治家は何人もいるはずだ。
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大手メディアが伝えない情報の意味を読み解く 情報屋台 2017.03.14 Tue
森友学園問題で公明党が沈黙する理由
・・・日刊ゲンダイの取材に対して、A氏は「その日に安倍首相と会食したのは事実です」と認めたものの、融資の仲介については「まったくありませんでした」と否定しました。この「A氏」が冬柴大氏で、融資に応じたのは彼がかつて勤めていた「りそな銀行」と見られています。・・・冬柴元国交相の息子では、公明党の議員は国会でも大阪府議会でも質問する気にはなれないでしょう。これで「不可解なこと」の一つへの疑問は氷解します。問題の土地の評価を民間の不動産会社ではなく、国土交通省の出先機関、大阪航空局が行ったことも「冬柴人脈」を考慮に入れれば、納得がいきます。・・・
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大手メディアが伝えない情報の意味を読み解く 情報屋台 2018.03.26 Mon
これこそ、森友問題の謎を解く補助線か
・・・森友学園問題に「
数億円単位のヤミ献金」という補助線を引けば、もやもやしていた謎が解けるのではないか、と・・・森友学園は時価9億円の国有地を1億3400万円で入手しましたが、その後、埋設物除去や土壌汚染対策の名目で1億3200万円の公金が注ぎ込まれていますので、
森友側が負担したのはわずか200万円と報じられています。その土地を担保に、小学校の建設費として都市銀行から21億円の融資を受けたのも周知のことです。・・・この補助線の通りであるならば、安倍首相は「森友問題には一切関係していない。妻が応援していただけ」どころか、夫唱婦随、息の合った連携プレーだったことになります。首相夫妻を支えた2人の秘書も上司とその部下です。財務省の佐川理財局長らが決裁文書を書き換えてまで昭恵夫人の関与を隠し通そうとしたのも納得がいきます。・・・小泉進次郎議員が言う通り、森友学園問題は「ポスト平成の政治の形とは何なのか。そういった問題にまでつながっていくような、平成の政治史に残る大きな事件」であり、うやむやのまま幕を引けるような疑惑ではありません。