アイスアルベドフィードバックと言う現象をご存知でしょうか。
宇宙から注がれた自然の太陽光を南極や北極などの雪や氷が宇宙へ反射する事です。
極地の氷や雪が今までの温暖化により急激に融け始めているのはご存知だと思います。(特に南極などの極地周辺の氷や雪は後40年程で融けて消えてしまうと予測されています。)
その為、太陽光の宇宙へ反射する量が減り始めて行くのです。
熱が地球外に放出されない為、熱が少しずつこもり北極圏などに影響が出始めます。
シベリアとアラスカの広大な永久凍土が溶け始め、それまで長い間閉じ込められていたメタンハイドレートもシャーベット状になりガス化(メタンガス)して大気に放出され始めます。
将来、このメタンガスがシベリアとアラスカの広範囲に渡り大気中に止め処も無く大量に放出され、落雷などで自然火災が発生し始めたらどうなるでしょうか。殆どの方がお分かりになると思います。
タイムリミットは30年。
遅くても今後20年の間に何らかの大規模な手を打たない限り、もう、人類の英知だけでは止められないかもしれません。
今までも大した事が無かったんだから、これからもどうにか成るさ、と、高をくくっていてはとんでもない事になりかねません。今日、明日と言う問題でもなく身近に感じられないだけに、なおさら怖い事なのです。私達の子供達や孫が幸せに生活して行く場所が地球上には存在しなくなるかもしれないのです。
私達の子孫につらい思いはさせたくはありません。
自分達の死んだ先のことなどどうでもよい。そう思われる方も多いかもしれません。
しかし、もし、希望があるのなら最善を尽くしたい。そう思われておられる方も必ずおられるはずです。
希望は自ら創り出すもの。
私は始めます。そのような方々との橋渡しを、そしてきっかけづくりを!