このちぎり絵は父の日のプレゼントに娘たちが作ったものです。
長女あやかが二歳。次女さやかが一歳。
私が主人の顔の輪郭を画用紙に描き、娘二人がちぎった色紙を貼っていく。
色紙を小さくちぎりすぎて貼りにくかったり、糊の量が多くてベタベタになったり^^;そりゃそうよね、一歳と二歳ですから
とっても大変でしたが、三人で大笑いしながら作りました。
この時間が本当に楽しくて楽しくて
そんな娘たちも20代半ばを過ぎ、長女は二年前に一人暮らしをするため引越ししました。
理由は残念ながら・・・父親とそりが合わなかったため。
大きな喧嘩はなかったのですが、娘はかなり我慢していました。
絵に描いたような家庭を作りたいとは思いません。
でも、家を出る理由が父親なんて悲しすぎました。
しかし、もう限界に来ていた娘の姿を見ながら、このままでは駄目だと思い一緒に不動産屋をまわりました。
主人は猛反対。
でも、娘も引き下がりません。
そしてとうとう家を出ていきました。
主人はカンカン
しかし、しかし、しかし
娘が出てから数か月後、主人は娘にラインをし、二人でお酒を飲んで帰ってきました。
驚きました。
少し離れただけでこうもうまく行くもの?
主人は偏った考えもありますが家族を一番に考えてくれる人。
娘はそんな父親を尊敬はしていました。
でも、一緒に居たらお互いいい関係で居られなくなると判断し一人暮らしを始めました。
主人も同じで、家に居れば貯金だってできるのにあの子は馬鹿だな・・・と言いながらも、どこかで自立した娘を誇らしげだったり・・・。
娘は家を出る時、決めごとを作りました。
毎月一回は帰省する。
家族のイベントの時は必ず帰る。
二年経った今でもちゃんと実行しています^^
そして次は次女です。
長女が出てからというもの・・・次女まで父親とうまく行かなくなってきました^^;
そう、次女もとうとう独り人暮らしを考え始めました。
主人もそんな雰囲気を察しているようです。
でも、自信があります。
私たち家族は大丈夫。
何があっても。
お互いを想う気持ちはちゃんとあるから。
娘二人が家から去るのはさみしいですが、いつまでも側には置いておけないですもんね。
親離れしようとする娘に対し、私たちも子離れしまきゃ。