高校時代、眼鏡をかけるのが嫌で、コンタクトレンズを買った。当時はハードコンタクトしかなかった。風の日は辛かった。体育の授業の日、風が吹きすさぶ校庭に整列した生徒たちを見ながら、コンタクトレンズ派は体育館に集結。校庭にいる体育の先生を大声で呼んだ。「どうしたの?」と、校庭を突っ走り、尋ねる先生に、風が強い日に、校庭での授業は無理ですと宣言する生徒たち・・・10数人いただろうか。「エッ、こんなにたくさん、コンタクトの人がいるの?」と、高校教諭は吃驚仰天。校庭の生徒たちを呼んで、全員、体育館での授業となった。45年以上も前のできごとだ。
私は2人目のこどもが生まれてから、コンタクトレンズが面唐ノなり、眼鏡を愛用するようになった。気が付いたら、眼鏡は便利である。まず、目の周りのしわやたるみを隠してくれる。一番便利なのは、旅行鞄からレンズ保存液や洗浄液といった雑多な手荷物が減ったことだ。なるべく、手荷物減らして、ブラ~リ旅するのが夢だもんね。なのに、なぜだろう?じわじわ増えていく手荷物種々雑多。
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村上春樹の文庫本は文字が小さい。
ところが、大きな文字のものが出現。
老眼高齢者への温かい配慮が嬉しい。