ヨーコのきまぐれ日記

優しい舌

 旅から帰ると、すぐ始まる日常生活。野菜をたっぷり入れたスープを炊き、半分は実家へ届けよう。あとは洗濯が次から次へと~。植木鉢には水をたっぷりやった。今日は午後、ジムでピラティスして、身体をノビノビと屈伸させてくるつもりだ。



 英国は今、花が咲き乱れる美しい季節である。ロンドンの王室が管理するばら庭園も素晴らしかったが、木々が茂り、おびただしい花々が咲く庭園を巡ると、時間を忘れる。花に詳しい人々の案内で、花の名をいくつか覚えた。まずはジキタリス。花色はピンクが主流だが、白色のもある。

 

 シェイクスピアの妻の家の庭は群生した花たちの勢いが凄かった。嵐が丘やジェン・エアを書いたシャーロット&エミリー・ブロンテ姉妹の記念館に咲いていたけしの花には圧唐ウれた。あんなに巨大で、濃い赤色のけしを見たのは初めてだ。一瞬にして、陶酔しそうな気がする。英国の野原を黄色に染めていたのはキンャEゲ。車窓に見ると、まるで、菜の花畑みたいだ。



 英国では、毎日、紅茶をいただいた。食事は心配するほどひどくはない。マッシュルームのクリームソースやトマトスープはおいしかった。エジンバラのテイクアウトショップで、フィッシュ&チップスを買った時は笑い転げた。まるで、相撲取りの草履みたいな大きさのたらだもの。でも、テムズ川岸の食堂で用意されたフィッシュ&チップスは手ごろな大きだったし、熱々のたらにビネガーをふって、フーフーいいながら、ほおばったら、こりゃ、獅「!ビールや発酵したリンゴ酒にはピタリあう。そう感じた。旅に出たら、なんでも許容しちゃう私の優しい舌の判断だけどネ。
 



湖水地方では蒸気機関車に乗ったり、
ウィンダミア湖を船で遊覧したり~
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