もう、昔の母とは人格が違うのだから、母の言葉に必死に反応するのは可笑しいヨ。流せ、流せと言ったのは弟だが、医師は母に、彼女の思い込みの強さを説いた。娘さんの言うことに間違いはないから、耳を傾けるようにと、母を懇切丁寧に説得したのだ。反発する母に、それが思い込みですよと説いた。驚きだった。よく、親子のあいだでも、お金の問題は厳しい課題だと聞いたが、今、母は自分のお金の流れを忘れたわけではなく、娘たちに100パーセント依存しようと決めている。
両親が我が家にやって来たのは10月末だったが、私の方が昨年秋の自分の定期預金の満期など、いくつか忘れていた・・・・・いやはや、たよりにならん奴は私だったようだ。儲けを考慮した預金は本人の記憶が薄れたり、亡くなると、正式の遺言書がない限り、なかなか現金化できない現実も知った。昨日、証券会社スタッフと話し合った成果である。私自身は城野の急死で勉強したつもりだったけれど・・・城野が公証役場で作成した遺言書が効力発揮してくれたからなあ~無知のまま通過しちゃったようだね、こりゃ。
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お供え餅や羽子板を片付け、
玄関先に並べた雛飾り、ちと
早すぎるとは思いながらも
春の訪れを待ちわびて~~