「どん底」メモリー

　昨日は午後から、妹と新宿へ向かった。新宿の街を歩くと、もう、駅構内から変化を遂げている。渋谷ほどではないけれど、あちこちにビルが建ち、めまぐるしい変貌の渦中にある。ところが、遠い昔の記憶にある「どん底」を見かけて、驚いた。しかも、昼間からランチ営業をしている。カウンターに腰をおろし、スコッチをそれぞれ、ロックと水割りで頼んだ。それから、好きなマッシュルーム・タパスとチーズ・ピッツアを注文し、腹ごしらえを済ませた。



　フェイスブックに、「どん底」の写真を掲載したら、さっそく、浅草の従妹から、学生時代によくいりびたったお店かもしれないとのコメントが寄せられた。たぶん、そう・・・と、コメントしたけれど、絶対、そのとおり！と断言すべきだった。でも、変貌著しい都会の飲食店街で、今もどうどうとお店を構える「どん底」には誰もが驚くに違いない。どん底を出て、ゴールデン街の馴染みの店で、客たちと談笑する折にも、「どん底」の話題が出た。それにしても、どれだけの歳月が流れちまったんだろう・・・・アナオソロシ。



今日、夕方の燃える空
昨日、訪れた「どん底」