今日の昼ご飯は、由利本荘市107号線沿いの農家レストラン新鮮館で豚定食でした。野菜、山菜みんな新鮮。ご飯はひとめぼれ、へそがむくれるほど食べたのに、500円。大丈夫なのかな?
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大仙市松倉で街頭演説していると、ビニールハウスの影から、ぞろぞろ、少女達が出てきて、わたしのはなしを聴いてくれるではありませんか。
小さな応援嬉しかったですね。どちらからと聞くと、仙台市からきた中学2年生。農業体験で秋田にきたのだそうです。一緒していた、松倉の農家のおかあさんは、今日までに70名超える生徒たちを受け入れたそうです。
この農業体験で、農の大切さ、苦労、すばらしさなど肌で感じてていもらえれば最高ですね。農に感動してお嫁に来てくれる人はいないかなぁー。
お母さん、「夕飯は、カレーライスだよ。」というと、「キャー」と喜びの雄叫び!よかったね。美味しいあきた小町、腹一杯おたべ。
TPPの秋田県の農業想定被害額が県から発表された。米は五割、豚肉八割、牛肉七割それぞれ生産額が減少するとの試算だ。林産、水産合わせた総額では808億円。全体生産額2600億円の3分の1に相当。とてつもない額だ。
全生産額の3分の1の被害、これが、台風や自然災害だったらどうだろう。天地がひっくり返る大問題になる。TPPこれこそ、破格の人災、政災でなくてなんだろう。
八峰町にある漁協をたずねた。年間の漁獲高は38億円、大半はハタハタとのこと。最近は燃油が高騰して、1リッター当たり30円が3倍の90円にもなっているという。全国一斉休漁で抗議行動にも参加、国や県にも救済を要望しているとのこと。つくる(育てる)漁業にもとりくんできたが、太平洋側のように入江も無く、日本海にむき出しなのでなかなかうまくいかなかった。おまけに魚価の低迷、北欧ノルウエーなどにおされ、漁業は大ビンチとのこと。
秋田県の資料よれば、漁業従事者の6割は60才以上、50才以上では八割を超える。平成16年から20年までの5年間だけでも、船外機は1058隻から773隻へ3割も減ってしまった。3トン未満の動力船も208隻から147隻とこれまた3割減だ。乱獲して育てる漁業になつていなかった事が今日の事態を生み出してしまったのではないかとの漁業協の方のお話しには、今後の漁業振興策を検討する上でも教訓としなければならないことのように思いました。
五城目のずーと奥に蛇喰(じゃばみ)が、そのまた奥に、あのマンガ「釣りキチ三平」の映画のロケ地、北の又がある。
今日の昼ご飯は、五城目町がここ蛇喰にあった 分校を改造し造った農家レストラン、「清流の森」で、山菜料理たらふくいただきました。
蛇喰を超えると最後の、北の又になるがここに、釣りキチ三平の住処であった、茅葺(かやぶき)の家がある。
毎年、6000~10000人が訪れる一大観光地になっているそうだ。それまでここには、山菜採りか、それこそ釣り吉三平ならぬ釣り目当ての人しか訪れる事がなかったところとのこと。
50年も昔のまま時計が止まってしまったような世界でした。
一山超えれば阿仁。
山は春紅葉の真っ盛り!
五城目のみなさん頑張って!