近藤史恵『はぶらし』読了
子連れで転がり込んで、「歯ブラシ買ったら返すから」と新しい歯ブラシ借りて、買ったら借りた使いかけ歯ブラシを返してくるような高校時代の部活仲間。
お人好しな主人公は、追い出せずにさて困った。
今野敏『虎の尾』
沖縄の武術が空手の元だそうな。
今は東京で整体を営む弟子を、沖縄の師匠が訪ねて来ます。生きる方向が違った兄弟子を探して、。というお話です。
梶よう子『五弁の秋花』
江戸の何でも屋「みとや」の兄妹の、不遇に負けずたくましく生きていく人情話。シリーズになっています。
梶よう子『はしからはしまで』
江戸の何でも屋「みとや」は、今でいう百均の様なお店で、はしからはしまで同一金額です。
工夫して店を盛り上げるしっかり者の妹お瑛に、不幸がまい込みます。が、負けません。
梶よう子『ご破算で願いましては』
江戸時代の100円均一店(三十八文均一だけど)を開く、『みとや』の兄妹の話。いろいろな事情の人が絡んでますけど、面白くさらっと読めます