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国語の問題には、いつも同じ文言が書かれていますが、一体それは何でしょうか?
それが分かっていないと、いくら文章を読んでも答えは分かりません。
正解は、「文章を読んで、以下の問いに答えましょう。」です。
そんなの当たり前じゃんって思いましたか?
本当に分かっていますか?
これはつまり、「文章の中に答えがあるので、それを探しましょう!」ということです。
さらに言い換えると、「主観を入れずに、客観的に文章を読みましょう!」ということです。
どういう意味か分かりますか?
例えば、小説を読んだときの感想は人それぞれだと思いませんか?
これは、主観で考えるからです。つまり、自分がどう感じるかということ。
でもそれだと、人に寄って答えがバラバラになり、問題として成立しません。
つまり、問題で問うていることは、個人的な感想ではありません。何を思うかではなく、どこに根拠が書いてあるのかを探すということです。それが客観的に読むということです。
答えになるということは、「文章の中に客観的な記述(根拠)がある」ということです。それは論説文だろうが、小説だろうが同じです。必ず答えは文章の中に潜んでいます。ここに、こう書いてあるから、◯なんだ×なんだという記述があります。それを探すのが国語の問題の解き方です。
この事実を学校では教えてくれません。少なくとも私はそうでした。自分がどう思うかみたいなことも同時に授業で行うので、いざ問題を解こうとするとこんがらがります。
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。
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