ナチス、偽りの楽園～ハリウッドに行かなかった天才～

こんにちは、家具のよろこび福山です。



映画「ナチス、偽りの楽園～ハリウッドに行かなかった天才～」を観ました。





これは、第2次大戦中のナチスドイツ収容所を舞台にした

ドキュメンタリー映画。



悪名高いアウシュビッツに送られる前に

一時待機所的に使われていた収容所

テレージエンシュタットが舞台です

（当然、この収容所でも沢山のユダヤ人が亡くなっています）。



「各国から連れ去られたユダヤ人が虐待されているのではないか？」という

第3国や赤十字からの追求を交わす為に

ナチスは収容所内の建物や設備を改修し

ユダヤ人監督クルト・ゲロンにプロパガンダ映画の製作を命令。

（実際に映像が使用される前にドイツは降伏してしまいましたが）。



ストーリーはクルト・ゲロンの半生をなぞる形で進行し、

合間合間に当時を知る人々のインタビューが挿入されます

（収容所の生存者の証言は生々しくて、聞いててツラいです）。



クルト・ゲロンは筋金入りの映画バカで

世情に余り関心が無かった為に

最終的に収容所に連行されてしまいますが、

彼の周りの人達の中には些細なきっかけで

無事に生還できた人もいて、

この時代の激動っぷりを感じずにはいられません

（こんなのも塞翁が馬って言うんでしょうかね）。



【それにしても】

「ユダヤ人たちはこんな穏やかで文化的な生活を送っています！」という映像は

まんま北朝鮮のニュース映像みたいです。



予告編





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