8月29日

マイケル・ジャクソンさん、ペ・ヨンジュンさん、千葉ロッテの伊東監督、八代亜紀さん、YOUさん、「進撃の巨人」の諌山創先生、その他大勢のみなさま、お誕生日おめでとうございます！

（バカ言うな！　マイケルは絶対どこかで生きてるに決まってるよ！　今も！）



・・・そして、ついでにワタクシもひとつ歳をとることになるという、8月29日というのは、そういう日付です。

いやー、もー、何にも悪いことしてないのに、１年に一度、


「またひとつ、お前は老いた」


ということを知らされるという、実に残念な日でなのでありますよ！

若い人達は、よく覚えておくといいと思いますよ。

歳とってからの誕生日はツマランぞ！　ホント、マジで！

もうね、ツマランことは最初からわかってるので、ワタクシなんか１年近くも前から、この日に向けて準備していたことがあったくらいです。

それは、コレ。



そう。ご存知、ナゴヤ堂の「人生高速」ですね。

相変わらず、表情とポーズは謎ですが。

これは、昨年秋のデザフェスでデビューしたＴシャツです。

人の一生は、高速道路をブッ飛ばす１台の車の如し。

停まることも、戻ることもできず、ただ全速力で進むのみ。

このままどこまでも、道は続いているのだと思っていた。

しかし、その緑色の標識は、突然目の前に現れたのだった・・・。

人生高速道路の終点を告げる標識、というおかしなＴシャツなのですが、今回注目していただきたいのは、左下の「42」という数字。



通常の高速道路の標識ですと、ここの数字はインターチェンジの番号になっているようでして、例えば東名高速ですと、東京ICが１番でそこから名古屋方面に向けて数字が増えています。

このＴシャツの場合は人生高速の終点ということで、「42」は当然「死に」とのダジャレなのですが、この数字を「年齢」と解釈してもおもしろいと思うのです。

人生高速には、毎年出口があるということなのですね。



このＴシャツを作った、昨年11月のワタクシもたまたま42歳でした。

42ってのは厄年でもあって、身体にもいろいろとガタが出てきやすいお年頃。

モチロン、下手をすると本当に人生が終了してしまう可能性だって充分あるのです。

そこへこんな、ある意味ゲンの悪いＴシャツを出してしまったあたりは、おなじみワタクシのセンスのなさなのですが、もしもまかり間違ってワタクシが42歳の間に死んでしまったりしたら、このＴシャツは死を予言していたということになってしまいます。

そんなことになったら、Ｔシャツ屋仲間にきっと爆笑されてしまうに違いありません。

いくらワタクシが人に笑っていただくのが好きとはいえ、死んでまで爆笑されるのは、さすがにどうかと思うのです。

42歳のうちは死ねない！

自らのＴシャツ商売によって、自らにプレッシャーをかけてしまったワタクシは、固くそう誓ったのでした。

まぁ、だからって、別に特に健康に気を配るとか、そういうことはしませんでしたけども。



で、晴れて今日、８月29日です。

ワタクシも、冒頭の方々と一緒にひとつ歳をとりまして、無事に43歳となりました！

死んでまで爆笑される可能性が減ったということで、誠にめでたい！

どうせツマラン誕生日ではありましたが、そう考えると少しだけハッピー！

おっさんの誕生日に、自ら花を添えることに成功しました！



さあ、これでもう、いつでも死ねるぞ！

・・・って、そういうことではありませんね。

まだまだやりたいこともあるし、食べたいものもあります！

なかなか死なずに、頑張っていきたいと思っております！