吉田ナゴヤ堂本舗・店主の日記

まぬけTシャツ一本勝負!「吉田ナゴヤ堂本舗」店主がTシャツを作る! 売る! 売れない!

【デザフェス49】初日の様子

2019-05-20 20:03:24 | 日記
今回も楽しかったですね、デザフェスは!

まずは初日の18日土曜日、いつも通りビッグサイト西ホールに着きまして、荷物を運び込みます。

こんなことをもう何年もやっているのに、ブース建設は例によってモタモタ手こずりました。



なんとか完成!

さっさとブース作って、空いた時間で会場を散策してやるぜ、と思っていたのでしたが、そんな時間は全くありませんでした!

今回のF-273という場所は、西ホール1階の端の壁に近い角地。

場所としては、いいのか悪いのか、さあ、どんなもんなんでしょ?

入場口からは遠いし、そもそもナゴヤ堂は開幕ダッシュでお客様がいらっしゃるようなブースではありません。

まぁ、ゆっくりお待ちしましょう、と開場の11時、ブース前にいましたら、2分と経たずにステキなお嬢さんがナゴヤ堂にいらっしゃいまして、


「これをください」


と「ねてもねても」Tシャツを。

そしてそればかりか、


「以前のデザフェスで『あやしいトート』を買って、ずっと愛用しています! ファンです! 頑張ってください!」


というありがたいお言葉に、差し入れまでいただいちゃいまして、あさイチでワタクシの幸せメーターは針が振り切れました!

絵も描けないド素人のおっさんが「Tシャツブランドだあ!」なんつって、カッコ悪い文字だけのTシャツ並べてただけなのに、かわいらしい娘さんから「ファンです」などと・・・!

ありえないありえない。

普通だったら、考えられない世界ですよ、こんなものは!

いやーっ、こんなナゴヤ堂でも15年やって来て、よかったなあ!

今日もう、売れるとかどうとかじゃなくて、もう充分幸せです・・・。



あ、そうだ、15年!



ナゴヤ堂は2004年に始めてますので、今年15周年なのです! おめでとー!

10周年の時に、自分で自分に贈った花輪をまだ持っていたのですね!

今後もこれ、書き換えてシツコク使いますよ!

目指せ、100周年(無理だろ!)!



さあ、朝からテンション上がる出来事があって勢いがついたのか、この日のナゴヤ堂は売れ行き好調でした!

時々は、売上を記録してるノートに書き漏れが出るほど、お客様が立て続けにいらっしゃいまして、こんなことナゴヤ堂では初めて!

あの・・・もしかしてお間違えじゃないですか・・・?

ウチは「まぬけTシャツ一本勝負」の吉田ナゴヤ堂本舗ですけど・・・?

人気は「ゆれてない?」Tシャツ、そして「あやしいトート」シリーズが久々によかったですね。

そして、何と言っても新作の・・・



あ、新作をまだご紹介してませんでしたね!



はい! 今回の新作は「絶好調」Tシャツ!

ナゴヤ堂の基本となる黒Tに白ゴシック文字で、デビュー当初の「仕事中」や「佐藤じゃない」を思い出させるような味わい!

15周年の節目の年に、原点に立ち返るような気分で、これを登場させることにしました!

・・・というのは、完全に後付けで、はい、ハッキリ言って、今考えました!

でもね、デビュー当時、Tシャツのことを教えてくださった人が、


「2、3年も経って、デビュー当時のTシャツ見てみたら『おれ、昔はこんな拙いデザインしてたんだ』って思うよ!」


とおっしゃったのですが、その時すでに


「ああ、ワタクシにはそれはないな、たぶん」


と思ってたワタクシだったのですね!

それを見事に証明!

デビューから15年経っても変わらない、拙いままのデザイン!

ナゴヤ堂は一生これで行くんですよ!

新作のデビューというのはいつでも緊張するものですが、この「絶好調」、幸いにも受け入れていただけたようで、この日トップの売上となりました!

あー、よかったー!



その他は比較的平たく、いろんなTシャツやトートが売れてくれて、よかったですね。

人気銘柄だけで賄える、というのもいいかとは思うのですが、マイナーな銘柄にも、それはそれで少ないながらもどなたかには届いているんだと思えるのがうれしいのです。

結局この日は、常連のお客様に多く来ていただけたのが効いて、1日単位の売上としては過去最高を更新しました!

いやー、すばらしい! ありがとうございます!

今回は売れるのかなあ、どうなのかなあ、と不安でいっぱいな気持ちで参加していたのですが、ちょっと売れてみますと、もうニッコニコ。

まったく我ながら浅ましい現金な態度ではありますが、これも今後のナゴヤ堂の活動のためには仕方ないことなのです!

お金はモチロン必要なのですが、


「ああ、自分が作ったものが、誰かに受け入れられている!」


という実感。

これがないと、次の活動というのは出来なくなってしまうのです。

少なくともワタクシの場合は。

それをたまに得たいがためにデザフェスなどのイベントに出展するわけですよ。



いやぁ、今日はよくお買い求めいただけたなあ、明日もこのぐらい売れたら、わりとスゴイなあ、などと早速皮算用しながらアジトに帰るワタクシだったのでした!



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。