最近思う事・・・~2~
「適当」について・・・
てきとう【適当】を辞書で調べてみた。
○よくあてはまっていること。
○①ちょうどよい程度。
「好みによって―に加減する」
②いいかげん。
「―にしておけ」
と書いていた~
僕はマイムの上で“適当”と言う言葉をよく使う。
もちろん前者の意味で良く使っているのだが、どうしても後者に取られがちで多くの場合誤解を招く事が多々ある~
「・・・見て適当に演じます・・・」
「・・・に合わせて適当に動きます・・・」
「・・・応じて適当に動いて下さい・・・」
「・・・良い所で適当に止まって・・・」
といった具合でいったらホント切りがない~・・・
その大体の場合は「え~テキトーですか?・・・(?_?)」と言う反応が返ってくる
決していい加減なんかではなくその場にその空間にその空気に即した合った演技や動きをやるという意味あいで言っているのだが・・・
動いて初めて理解される事で・・・
でも言葉で言うとテキトーというのが一番しっくり来るのだから仕方ない・・・
良いいい方をすると言葉にならない・コトバにしずらいモノだからこそ身体表現なんだろう。
もちろん《適当》にやるにはその場所・その空間に存在して居ないと出来ない事だし~
またしっかりした技術・テクニックが無いと対応出来ない。
それ相応の覚悟が必要な訳で・・・
前回お話した様に「自由」って言うのが永遠のテーマでその上でインプロ即興に憧れる・・・
『適当』を出来る表現者になりたい、憧れから来ているんだと思う
で無意識の内に沢山使っているのだろう。
しかし、どちらかというとテキトーが似合うし自分ですが・・・
それはそれで日常はテキトーで舞台では適当に演れる
テキトー・・・ラフでいい加減そうで、しかしよく考えてみたら確実に的を得ている
大した事を全くやってないのに最後まで観いいっちゃったね~・・・
なんて僕が理想とする形~
あ~そうなれる様に努力して・・・
いやいや、そういう事で出来るモノでもないし・・・
やはりテキトーにやるしかないし、テキトーと言う言葉がしっくり来るし・・・
うーん、そして何より大好きな響きでもある
では、続きはまた~