『Cintiq21UX』初期型付属のオーバーレイシート(タブレットシート)の続きです……
画像はタブレット本体から、タブレットシートが数ミリ浮いた状態の様子です。
この『画面から浮いたぶかぶか感』は、熱で膨張したタブレットシートのサイズが大きくなり、上下をテープで止められているせいで浮いてしまうと言う事ではなく、タブレットシートの自体の素材の性質に起因する、シート本体の湾曲が問題のようなのです。
この様な状態のまま、タブレットドライバー上での筆圧設定を仮に『柔らかい』等にした場合、
タブレット本体にタブレットペンが到達する前に、この浮いた状態のタブレットシートに接触することで入力が反応してしまうため、描くつもりの無い線が描かれてしまったりするのです。
その上、暖まったタブレットシートは若干ですが軟らかさが増し、
例えば標準タイプのタブレットペン芯で強めの筆圧をかけたりすると、ペン芯が食い込む様な引っかかる感じの弾力を生んでしまったりもしてしまうのです……
…………つづく