i☆Yoshimiru@McBERRY'S

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『intuos3』 12

2007-12-26 15:46:00 | ペンタブレット(Cintiq ,intuos)

Tab_se2 『intuos3』のタブレットシート(オーバーレイシート)は、

『標準タイプ』『マットタイプ』『透明タイプ』の3種が用意されています。

『標準シート』はその名の通りタブレット付属のシートになりますが、それ以外の2種類はオプションとなっているので別途購入が必要なものです。

『透明シート』についてはワコムオフィシャルなフレコミでは『下絵をトレースするなど、よりアナログな作業がお好みの方に……』とあるのですが、

お絵描きにこれを使用して『アナログな下絵をトレースして、デジタルな原稿に』といった目論見で作業をしようとすると、これがまったくと言ってよいほど、思い通りの『まともな絵』となってくれることは難しく、正直お絵かきでの使用には向かないと思われるシロモノなので、

ここでは『標準タイプ』と『マットタイプ』のみについて書きたいと思います。(画像は、下がマットタイプ、上が標準タイプのシートです。中央の白い棒はタブレットペンの標準芯です)

……つづく

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『intuos3』 11

2007-12-21 15:46:00 | ペンタブレット(Cintiq ,intuos)

Tab_se さて、前回までにお絵描きに使用することを前提とした、タブレットペンとその芯についての描き心地や、感想を書いてきたのですけれど、

読んで頂いている方はお気づきの通り、肝心のコミック原稿のペン入れに最適と思われる芯が無いことになります。

で、どうするのかというと、オプションのタブレットシート(オーバーレイシート)を使ってみたりすることとなるのです。

……つづく


『intuos3』 10

2007-12-20 15:46:00 | ペンタブレット(Cintiq ,intuos)

Tab_st_3『ストローク芯』は、その芯の材質自体の摩擦感はあまりありません。

ですので他の芯と比べると、ペンのタッチが硬くつるつる滑る感じがします。

お絵描きに使用する場合、アナログでの筆記具でガラスに書くことを想像していただければわかるとおり、滑る芯は基本的に描きにくく感じると思います。

そして以前にも書きましたとおり、スプリングによって筆圧を吸収する仕組みとなっているので、筆圧コントロールを有効にしてのお絵描きにはあまり適しているとはいえないのです。

ワコム社がこの『ストローク芯』をラインナップしている理由は、おそらくお絵描き以外の用途にタブレットを使うユーザーの方のためではないかと想像します。


『intuos3』 9

2007-12-15 15:45:00 | ペンタブレット(Cintiq ,intuos)

Pen_st1 『ストローク芯』です。

『ストローク芯』は、前にも書きましたとおり、

芯の途中に画像のようなスプリングが仕組まれていて、

その部分が縮むことで筆圧を吸収出来るような仕組みとなっているものです。

タブレットペン芯にしては構造が細かく、

おそらく強度が必要なためか、材質は他の芯とは違い固めの

普通のプラスティックで出来ているようです。

…………つづく


『intuos3』 8

2007-12-09 15:45:00 | ペンタブレット(Cintiq ,intuos)

Tab_pen6

『フェルト芯』のつづきです。

『フェルト芯』の材質は、強度的にも『標準芯』と比べるとかなり柔らかいので、思った以上に消耗が早いのです。

例えば、作業自体が筆圧の軽い『ラフ』や『塗り』だったとしても『標準芯』の3倍くらいのスピードで減る感じです。

自分は比較的筆圧が高い方なので、コミック原稿を30ページくらい描いた段階で、画像のような感じとなってしまいます(左が減った状態で、右のものが未使用の物です)

このくらい減ってくると、作画作業自体にも影響が出てきてしまうので交換することとなります。

それと『フェルト芯』使用の際の注意点ですが、むやみに強く筆圧をかけたりするといきなり潰れてしまうこともあります。

この『フェルト芯』をお絵描きに使う場合、ラフ、下描きといった様な、比較的筆圧の軽い作業で用いると、描き心地も気分もコストパフォーマンスも良いのではないかと思います。

…………つづく