i☆Yoshimiru@McBERRY'S

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『intuos3』 4

2007-11-29 15:44:00 | ペンタブレット(Cintiq ,intuos)

次はタブレットペンについてです。

Tabpen_1タブレット上でのお絵かきの場合、

その使い勝手において、コミックイラストやモノクロ原稿を描く場合は、特に手に伝わってくる感触、つまり描き心地がかなり重要となります。

例えば、アナログ上で簡単な鉛筆画を描くときなどでも、表面がつるつるした紙とざらざらした紙があれば、その紙自体描きやすいと感じたり、描きにくいと感じたりするのと同様です。

intuos3のタブレットペンには基本的に写真のような3種類の質のオプション芯が用意されています。

左から、『標準芯』、『フェルト芯』、『ストローク芯』となります。

いちばん左の標準芯がその名の通り最も一般的な芯で、基本となる芯です。

中央の黒っぽい芯は、摩擦抵抗が最も大きいというフレコミの、これもまた名前の通りのフェルトの芯です。

そして最後の右のものは、軸の中央辺に見える黒っぽい部分にスプリングがはめ込まれていて、筆圧に呼応して縮む仕組みとなっているものです。

この最後の『ストローク芯』は、筆圧をかけた時にクッション的縮む事で、受け止めがないと描きにくいと感じるかたに合っている物と思われるものです。

但し、バネ部で筆圧を吸収することにもつながるので、筆圧感応のツール等を使う場合は要注意が必要です……

………………つづく

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『intuos3』 3

2007-11-27 15:44:00 | ペンタブレット(Cintiq ,intuos)

Photoshop1 例えばこの画像のように(ちなみに画面はAdobe Photoshop CS2となります)右下に配置されているレイヤーパレットをクリックした後、左上のツールのプルダウン内を選択しようとした場合、PTZ-930で30cm強、手を移動させることとなります。

この操作を仮にPTZ-630で行うとすると20cm弱くらいですむという事になります。

お絵かきソフト内でツールパレットなどを選択する際など、『タブレットサイズが大きいものになれば、それに比例して腕のストロークが長くなることは必然』という事になるので、

仮に小さなタブレットであれば、手首のみの動きで対応出来る操作のものが、大きなタブレットになると、腕ごと動かさなくてなならなくなる場合が多くなるということになります。

ということは、安易に大きなタブレットで作業を行うことで、結果的に一枚の絵を描きおわるまでの腕の運動量が多くなり、時間もその分かかってしまうということにも繋がる訳です。

全てキーボードショートカットで扱う設定を行ったり、ツールのレイアウトをカスタマイズして工夫することも一案とも思うのですが、

Photoshop、Painter、ComicStudio、SAI等々のお絵かきツールを使用しての作業の場合、事実上ショートカット設定では対応できないプルダウンやクリック、ドラッグなども、そのつど多用することとなるので、サイズが大きいことで逆に作業効率が落ちることもあるのです。

よって、自分的には、PTZ-930~PTZ-630あたりを基準に選ぶことがベターではないかなと感じています。


『intuos3』 2

2007-11-26 15:44:00 | ペンタブレット(Cintiq ,intuos)

サイズの大きいことで起こりうる落とし穴とは、実際にお絵かきツールなど、アプリケーションを使用する際に、実感することとなります。

ディスプレイとの対応比率を基本1:1とした場合、

基本、タブレットサイズがより大きなものの方が、実際のタブレットペンの実移動距離(手に持ったペンをどのくらい動かしたか)に対し、ディスプレイの中で動くカーソルの移動ピクセル量が小さくなるので、ツールのコントロールを、より微妙に、より繊細に扱うことが可能となります。

しかし、そのことを裏返せば、同じカーソル移動量を得ようとした場合、大きなタブレットになればなるほど、ペンを持った手をたくさん動かさなければならなくなってしまうということを意味するのです……

………………つづくIntuos3_2

(ちなみにPTZ-930とPTZ-630だと、見た目上このくらいの差があるのですっ……って、大きさ対比的な対照物を置き忘れてしまいましたが……)


『intuos3』 1

2007-11-24 15:43:00 | ペンタブレット(Cintiq ,intuos)

デジタルワークにおいては、何はなくともタブレットですっ

で、先ずは『intuos3』のおはなしから。

Intuos3『intuos3』

これはもう皆さんご存知、WACOM社のハイエンドタブレットです

この『intuos3』のシリーズは、基本的にモノグレード構成で、

モデルの差はサイズの差のみと考えても差し支えないと思います。

自分の使用しているこの写真のモデルは『PTZ-930』というモデルで、

入力エリアのサイズがA4サイズのものとなっているものです。

入力エリアとは、実際に入力ペンが反応するエリアのことで、この写真で言うところの、ボディ全体より一回り小さい銀色っぽいシート部がそれにあたる所ですね。

現時点で『intuos3』シリーズは、A6サイズからA3ワイドサイズまでの6モデルがエントリーされていて、『PTZ-930』は上から2番目のサイズのものとなっています。

モデルサイズが大きくなれば当然価格もそれなりに高くなるわけで、一見して大きいモデルの方が上級で、予算に余裕があるのであれば、大きいモデルを導入するにこしたことはないだろうと考えがちなのですが、実はそこには落とし穴があるのです……

………………つづく