雪くらべ
屋根から落ちた雪は凍てていた。
隣家の人が用事で来られ、「うちの方が多いな」と言って帰られた。
続いてお寺さんにお参りしてもらったとき、「うちのほうが多い。本堂の雪は
すごい量」と雪を競っていた。
畑作業
啓蟄の頃に【じゃがいも】を植え付けている。
膝は完治したかは分らないが、少しずつ耕作しよう。
「苦土石灰」を撒き
膝に注意しながらスコップで起す。
細かく砕く。
思っていたほど膝には負担がかからなかった。
午後、第2囲碁クラブ
相性のいい方と対局。
1、2局目は2回とも3目差の勝ち。3局目は8目差の負け。4局目は中押し勝ち。
続いてもう一人の方と対局。10目差で勝った。
夕刻、買物。
『紅』
河野裕子さんの第5歌集。
1982(昭和57年) ~ 1989(平成元年)の作品が収められている。
この間に 1984年 ~ 1986年の2年間はご主人の永田和宏さんの留学に伴い
ワシントンで暮された。
歌集名は長女の名と同じであるが、暖かそうなイメージのあることばを探していたら
「紅」にゆきあたったとあとがきで書いておられる。
この歌集でも家族のことを多く詠われている。
て う
《二人子の尻こもごもに掌に享けて湯の中のわれら父と母なり》 (河野裕子 『紅』)
《朝に見て昼には呼びて夜は触れ確かめをらねば子は消ゆるもの》 (河野裕子 『紅』)
《不意に来し雪風の中エプロンに子らを包みて走りし日ありき》 (河野裕子 『紅』)
3首とも子育てを経験された方にはよく分る歌だと思う。
例によってパソコンに入力、チェックして
印刷。
小冊子にする。