幼鈴堂-Yorindo-

ありそうでなかったと思ったら、どこにでもあるようなブログを目指したいです。

【2ndS】アマガミ プレイ日記10

2020-10-04 12:00:00 | 研究会【アマガミ】
どうも、まどです。

さて、今日も楽しむか……「アマガミ」という名の「理想郷(ユートピア)」をよぉっ!!!

というわけで、アマガミを28日目から30日目までやったので日記をつけていきたいと思います。


絢辻 詞   ・・・ツ
桜井 梨穂子 ・・・リ
棚町 薫   ・・・カ
中多 紗江  ・・・サ
七咲 逢   ・・・ア
森島 はるか ・・・ハ


★27日目までの評価



★28日目
・朝    日曜日なので学校休み。
     休みの日なのに何もやる事がない……いや正確にはやる気にならない。
     そんな訳で美也の漫画を借りに行く事にした主人公。
     美也の部屋の前で声を掛けると、
     美也「わわわっ!?ちょ、ちょっと待って」
     慌てた感じで返事をしてきた。
     主人公「え?何で?」
     美也「何でじゃなくて!着替え中なのっ!」見させろっ!!
     主人公「そ、そっか……」
     少し待ち、美也から部屋に入ってもいいとお許しが出たので入る。
     美也「ふぅ~、何の用事なのにぃに」
     主人公「いや、漫画を借りたくて……」
     美也「え~、そんな用事?」呆れたような、怒ったような声で言う。すまん。
     主人公「う、うん」
     美也「もう~、しょうがないな。どれ?」今度は優しく言う。
     主人公「あ、この間借りたヤツの続きを……」
     美也「はい!これでいいよね」
     主人公「お、おう」
     美也「まったく、タイミング悪いんだから」
     主人公「す、すまん。サンキュー」
     美也「あ!折り目つけないでよねにぃに!」
     主人公「わかってるって」
     ・・・
     主人公「(ふ~)」
        「(ちゃんと声をかけてよかった……)」
        「(もし、いきなり開けてたら、どんな酷い目に合ってたか……)」
        「(……ま、まあ無事借りれたことだし、とにかくこの漫画を読もう!)」
     ……こうして、美也に借りた漫画を読んだ。
     うん、美也の買う漫画はやっぱり面白いな。また、借りに行こう。

・夜    美也「そういえば、今週はにぃにの誕生日だね」
        「もしかしたらプレゼント貰えるかもよ?」

評価:絢辻 詞   ・・・変化なし。
   桜井 梨穂子 ・・・変化なし。
   棚町 薫   ・・・変化なし。
   中多 紗江  ・・・変化なし。
   七咲 逢   ・・・変化なし。
   森島 はるか ・・・変化なし。

★29日目
・休1 リ 会話。Hi
     1.世間話 → ヒット!
      主人公「近所の駄菓子屋に久しぶりに行ってみたんだけど……」
      梨穂子「だるま屋?今でも『だる婆ちゃん』が一人でやってるの?」
      主人公「うん。未だに『だる婆』のままだったよ」
      梨穂子「あのお店、隣の小学校では『チェック』って呼ばれてたんだって」
      主人公「チェック……?」
         「あ!カーテンがチェック柄だからか!」
      梨穂子「だる婆ちゃんは何て呼ばれてたのかな?」
      (原文ママ)
      幼馴染トーク、いいですねぇ~。
     2.世間話 → ヒット!
      主人公「夜はどんな格好で寝てるんだ?」
      梨穂子「普通にパジャマだよ」
      ちょっとがっかりする主人公。それを見て梨穂子は疑問に思う。
      主人公「色っぽい格好とかさ……」
      梨穂子「う~ん……夏なら多少は油断した格好で……」
      主人公「えっ!?」
      梨穂子「え?あ!やっぱり今のなし!」恥ずかしそうに言う。かわいいなあ!!!
      主人公「(油断した格好……?どんな格好なんだろうか……)」
     3.食べ物 → ヒット!
      主人公「お気に入りのお菓子とかってあるのか?」
      梨穂子「もちろんあるよ~」
         「中にあんこが入ってるチョコレート!」両手を広げニコニコとしながら言う。かわいいなあ!!!
      主人公「うへえ、甘そうだなぁ」
      梨穂子「すごく美味しかったんだけど最近見かけないんだよね~」
      主人公「そうなのか、がっかりだなぁ……」
      梨穂子「私の他に買ってる人見たこと無かったから……人気なかったのかも」
      主人公「きっともっと美味しいお菓子が出るよ」
      梨穂子「そうだね。ありがと」
      (原文ママ)
     4.世間話 → ヒット!
      主人公「もし3億円あったら何に使う?」
      梨穂子はとりあえず部屋を可愛く改装したいらしい。
     5.おしゃれ → ヒット!
      主人公「梨穂子はパンツはかないんだな」
      梨穂子「え?え!?は、はいてるよ~!!」
      主人公「でも、普段見ないぞ」
      梨穂子「見ないって……見てるの!?」
      主人公「はいてない物は見ようが無いだろう」
      梨穂子「え~!?……え?」梨穂子、気付く。
         「えっと、パンツってひょっとして……」
      主人公「『ひょっとして』って……」
         「……あ!そんな事聞くわけないだろ!」
      梨穂子「だ、だよね~。あはは」
         「え、えっと……どっちかっていうとスカートの方が好きだから~」
      (原文ママ)
      おいおいおい!!!「第一回 梨穂子のパンツを見る会」を開催しちまうぞ!!!
      恥ずかしくなったらしく会話が終了。

・休2 リ 校庭にて。
     優しい陽の光により陽だまりが出来るこの場所は風がなければ日向ぼっこに持ってこいの場所だ……。
     と、突然、
     バフッ!!
     主人公「うわっ!」
        「な、なんだこりゃ。チ、チョークの粉!?げほっげほっ」
     ???「ご、ごめんなさい!」
     主人公「え?何?」
     声は上から聞こえた……あそこは2年教室か?
     主人公「あ、これは……」
        「(黒板消し……これが頭に降ってきたのか)」
        「(こんなドジをするのはきっと……)」
     梨穂子「ごめんなさい!私ってばうっかりしてて……」
     やっぱり……と主人公。そして主人公に気付く梨穂子。
     主人公「今日は一体何事だ?」
     梨穂子「あはは……黒板消し叩いてたら、落としちゃって」
     相変わらずの梨穂子。
     主人公「黒板消しだったのか……何が起こったのかと思ったよ」
     梨穂子「髪の毛、真っ白だよ。大丈夫?」
     主人公「梨穂子のせいだろうが!」
     梨穂子「いやははは……」
        「ごめんね。でも、ちょっと安心」
     主人公「安心って、何が?」
     梨穂子「消す側から頭に当たったから、あんまり痛くなかったでしょ?」
     主人公「そのかわり粉まみれだよ」
     梨穂子「それはその……ごめんなさい」
     主人公「いいよ、梨穂子の不器用は今に始まったことじゃないし」
     梨穂子「え~っ、不器用って事は無いよ~」
     主人公「そういうボケはいいからさ」
     梨穂子「ボケじゃないってば!」
        「ちょっとそそっかしくてうっかりなだけで不器用ってわけじゃないの!」
     主人公「そうかなあ」
     梨穂子「そうです!」かわいいなあ!!!
     主人公「そうだっけ?」
     梨穂子「料理だって普通に出来るし、お菓子作りも得意だし、家事だってちゃんとできるんだから!」
     主人公「そりゃ、立派なお嫁さんになれそうだな」
     梨穂子「およめ……!?」頬を赤らめる。かわいいなあ!!!
     主人公「でも、出来た料理をひっくり返したり、ちりとり持ってこけたりしそうだし……」
     梨穂子「む……」かわいいなあ!!!
     主人公「でも逆に言えば、そこに気をつければ結構……」おっ?
     梨穂子「え?え?」かわいいなあ!!!
     ここで邪魔が入る。女生徒が梨穂子を呼ぶ。
     女生徒「黒板まだ消し終わって無いんだけど、黒板消しどこにあるか知らない?」
     梨穂子「うぁ!ご、ごめん!すぐ行く~」
        「ご、ごめんね。そんなわけだから」
     主人公「いいから、早く戻った戻った」     
     梨穂子「ま、またね~」
     主人公「やれやれ……」
        「(頭、洗ってこようかなぁ……でも、さすがに風邪ひいちゃいそうだ)」
        「(とりあえずトイレに行って、粉を落としてくるとするか……)」

・昼  リ 教室にてクラスメイトのユウジから"ブツ"を渡される。
     ユウジ「もし迷ってるなら、試しに着てみてから1着だけ先に返してくれればいいよ」
     主人公「本当か?それは助かるよ」
     ユウジ「気にしないでくれよ。掃除の場所を代わってくれたお礼さ」
     主人公「あはは、じゃあ遠慮なく借りるよ」
        「(よしよし。これで隠し芸の準備は万端だ)」
        「(さっそく梨穂子と特訓に移れるぞ……)」
     ・・・
     2-B教室前―――。
     主人公「おーい、桜井ー」
     梨穂子「あ、純一」
     主人公「ほら、見ろコレ!」
     そう言うと主人公はユウジから借りた"ブツ"を広げる。
     梨穂子「はんてん?」
     主人公「いや、これは『どてら』だそうだ」
     梨穂子「……どう違うの?」
     主人公「僕にもさっぱり……でもこれは『どてら』なんだって。演劇部の部長がそう言ってたよ」
     梨穂子「なんだろ……角度とか長さとかかな?」
        「……で。どてらが何?」
     主人公「ほら、二人羽織の練習だよ」
     梨穂子「あ、なるほど~」
     主人公「というわけで茶道部室で練習だ」
     ・・・
     茶道部室―――。
     主人公「さて……と」
        「本番ではうどんとかおでんみたいな失敗すると大騒ぎな物にするけど、今回はこの特大肉まんでやってみよう」
     梨穂子「うわっ、大きい~」
     主人公「終わったら食べていいぞ」
     梨穂子「ほんとっ!?……って、そんな餌付けみたいに言うな~!」かわいいなあ!!!
     主人公「よ~しよしよしよし」
     梨穂子「わうわうわうわう!」
        「じゃなくて~!」
     ノルマを達成したところで練習に入る事にする二人。
     主人公「すまんすまん、それじゃ机に肉まんを置いて……あ、お皿も置いとくか」
        「よし!とりあえずどてらは着ないで、このまま目だけつむってやってみよう」
     梨穂子「はいは~い」
     ・・・
     主人公「よっ……とと」
     梨穂子「違う違う~もうちょっと手前~」
        「そうそうそこそこ~」
     主人公「お、あったあった」
     梨穂子「よいしょ……っと」
     主人公「あいたたた!足踏んでる!」
     梨穂子「ふぇ?あ!ご、ごめん!」
     ・・・
     主人公「あいたたたた」
     梨穂子「だ、大丈夫?」
     主人公「うん。それより、これはいけそうだな」
     梨穂子「え?」
     主人公「今のドタバタだけでもちょっとはウケるんじゃないかな?」
     梨穂子「そっかな?そっか!」
     悦に入る二人。次はもうちょっとオーバーにドタバタしてみるかと主人公、どてらを着て本番さながらやってみる事に。
     と、どてらを着ている主人公を見てニカニカと笑う梨穂子。
     主人公「……何笑ってるんだ」
     梨穂子「だって、制服の上にどてら~」声が最高に可愛い。是非聴かせてあげたいほどに。
     主人公「おいおい、何言ってるんだよ。これからもっと面白い格好になるんだぞ」
     梨穂子「えへへ、そっか」
     ・・・
     梨穂子は"本体"、主人公が"手"……つまりは、梨穂子の後ろに主人公がいるわけだ。
     梨穂子の良い匂いを堪能する主人公。
     梨穂子「それで?」
     主人公「え?ああ、後はさっきと同じだな」
        「ん……やっぱりどてらを着てるから、さっきと勝手が違うな……」
     梨穂子「ちょっ……もごもご言わないでよ くすぐったいよ~」
     主人公「え?ああ、すまんすまん」
        「えっと……ここか!?」
     梨穂子「違う違う。それはお皿だよ~」
     主人公はお皿と肉まんの位置を察知する。
     肉まんを掴んで梨穂子の口元に持っていけば上等……だが、ここであえてお皿を掴み梨穂子の顔を叩く事で"ドタバタ"感を出す事にした主人公。

     ガン!

     梨穂子「いった~い!お皿で叩かないでよ~!」
     痛そうな声を出す梨穂子。
     主人公「だ、大丈夫か?軽くだったんだけど」
     梨穂子「えへへ、演技演技。どう?」やるじゃあねぇか……。
     主人公「なるほどな。いいリアクションだ」
        「さすが僕の相方だな」
     梨穂子「そ、そう?」嬉しそうにする。かわいいなあ!!!
     主人公「本番では色々机の上に置いた方が面白いかもしれないな」
     梨穂子「あんまり痛くないのにしてね?」
     主人公「あはは、そうだな。……っと、そろそろ肉まんにとりかかるか」
     ……手こずる主人公を梨穂子が誘導する。
     梨穂子「そこそこ~……あ、も少し手前」
     主人公「お、この辺か。よっ……」
     "肉まんであろう"モノをムニムニと触る主人公。見た目以上にボリューム感があり柔らかい……。
     梨穂子「きゃああ!!」
     主人公「え?」
     梨穂子「ちがっ……ちがうよ~っ」
     主人公「違うって何……」
     ……!?これはひょっとして……!?



     主人公「(こっ……この感触って……ま、まさかこれは梨穂子の……!?)」



     主人公「すっ……すまん梨穂子っ!」
     梨穂子「いいから……離して~っ」



     主人公「(そ、そうだ!離さないと、手を!)」
        「(ううっ……頭が混乱して……)」
     ・・・
     梨穂子「はぁ……はぁ……」
     主人公「はぁ……はぁ……」
     梨穂子「び、びっくりしちゃったね」
     主人公「え、その……そうだね。ご、ごめん」
     梨穂子「えへへ……あははっ」
     主人公「あ、あははははは」
     互いに笑うしかない雰囲気。そして互いに沈黙する。
     気まずくなったのか梨穂子が取り合えず口を開ける。
     梨穂子「え……と……」
     主人公「も、もし本番でやるとしたら、おでんを使う事にすれば大丈夫だな!」
     梨穂子「え?何が?」
     主人公「だからその……掴んじゃったりさ」
     梨穂子「……」
        「え!?あ……そうだね、うん!」
     主人公「さ、さて、片付けて帰るとするか!」
     梨穂子「午後の授業があるってば~」
     主人公「わか……わかってるよ」
        「(駄目だ。かなり取り乱してるな)」
        「と、とりあえず……他にも案が出たら、そっちも試してみようかな」
     梨穂子「え、うん!」
     主人公「じゃ、じゃあまたな!」
     梨穂子「は~い」
     ・・・
     主人公「(いやぁ……びっくりした……)」
        「(…………)」
        「(すごく……柔らかかったな……)」
     と、ユウジから借りたどてらの内一着を茶道部室に忘れて来た事に気付いた主人公。
     ・・・
     主人公「(……?)」
        「(梨穂子、どうしたんだろう……。ボーっと畳を見つめてるけど……)」
        「(……なんだか声を掛けづらい雰囲気だな)」
        「(仕方ない、あのどてらは借りる事にして、この無地のどてらは返そう……)」
     ……こうして、二人羽織の練習を梨穂子とした。
     アイデアは悪くなかったと思うんだけど……。もう一度練習しようって言える感じじゃないな。
     何か他の物を考えないとな。
     ゲージが二つ増えた。

・放  ハ テラスにて、一人で掃除してる森島先輩を見かけた主人公。
     これはチャンスだ!!先輩をデートに誘うなら今しかない!!うるせぇ、行こう!!
     森島「はぁ……もう……」
     主人公「森島先輩」
     森島「え?あ、橘君」
     主人公「掃除当番なんですか?」
     森島「うん、そうなの~。参っちゃった……」
     主人公「大変そうですね……」
     森島「落ち葉がすっごく多いのよ……。なんで落ち葉って落ちるのかしら?」
     主人公「え?そ、それはちょっと……」
     森島「頑張って落ちなければ掃除をしなくてすむじゃない?」
     主人公「た、確かにそうですけど……。それじゃあ落ち葉じゃなくて葉ですよね?」
     森島「あー、そっか!確かにそうね」
     ……こんな調子じゃデートに誘うどころじゃない……。主人公は一気に行く事にした。
     森島「橘君って時々冴えてるよね」
     主人公「せ、先輩!」
     森島「うん?どうかしたの?」
     主人公「せ、先輩……日曜日……一緒にどこかに出かけませんか?」
     森島「え?日曜日?」
     主人公「は、はい……駄目ですか?」
     森島「……そうねぇ」
     主人公「(た、頼む……)」
     森島「二人で、ってことよね?」
     主人公「はい……できれば二人でお願いします」
     森島「ふぅ~ん……」
     そう言うと森島先輩は考える素振りで辺りをぐるぐるしだす。そして立ち止まり、
     森島「それってさ、デートって事だよね?」
     主人公「え?あ……は、はい……。そういう言い方も出来ます……」
     森島「橘君とデートか……」
     主人公「お、お願いします……」
     少しの沈黙。そして、
     森島「ふふっ」
     主人公「え?」
     森島「いいわよ」
     主人公「ほ、本当ですかっ!?」
     森島「た・だ・し」
     主人公「は、はい?」
     森島「5分以内にここの落ち葉を片付けてくれたらね」
     主人公「え?5分以内ですか?」
     森島「うん。どうかな?」
     主人公は辺りを見る……。結構な量があるな……。だが、断るなんて考えられない。
     主人公「や、やります!」
     森島「ありがと。橘君ならそう言ってくれると思った」
     主人公「よし、それじゃあいきます……」
     森島「頑張って~!よーいどーん!」
     ・・・
     さてと……。
     選択肢「急いで落ち葉をかき集める」、「丁寧に落ち葉をかき集める」。
     「丁寧に落ち葉をかき集める」を選択。
     主人公「(きちんと終わらせないと後々まずい事になるかもしれないしな……)」
     丁寧に落ち葉をかき集めだした主人公。
     ……よし、ばっちり。でも流石に時間をかけ過ぎた……。急いで戻ろう!
     ・・・
     主人公「も、戻りました~。すみません、大分お待たせしちゃいましたね」
     森島「お掃除お疲れ様……」
     ちょっとしかめっ面の森島先輩。
     森島「もう……橘君も意外と人が悪いのね」顔がほぐれる。
     主人公「え?」
     森島「私が時計を持っていないことに気付いて、慌てずに掃除してたでしょ?」
     主人公「あ~……はい」
        「僕が掃除をはじめる時に時計を見る様子がなかったので……」
        「慌てて掃除してやり残しがあると、後で森島先輩が怒られるかと思ったので丁寧に掃除しました」
     森島「え……」頬を赤らめる。
     主人公「お待たせして申し訳ありません」
     森島「も、もう……本当に……もう……」
       「ちょっと、ううん、すごく嬉しいかも」
     主人公「せ、先輩……それじゃあ……」
     森島「いいわよ、デートしてあげる」
     主人公「ほ、本当ですか!」
     森島「うん……。だって、私もデートしたいなって思ったし」
     主人公「え?」
     森島「だ、だから私も橘君とデートしたいなって思ってたの」
     主人公「デ、デートしたかったんですか?」
     森島「そ、そうよ……。じゃなきゃ掃除のお手伝いくらいでデートをOKする訳ないでしょ……もう……」
     主人公「そ、そうだったんですか……」
     森島「何度も言わせないでよ、意地悪」
     主人公「す、すみません」
     森島「それで意地悪な橘君は、私をどこに連れていってくれるのかな?」
     しまった……。誘うのに必死で考えていなかった……。
     主人公「そ、それは当日のお楽しみって事で」
     森島「わお!なるほど~、それは楽しそうでいいわね」
     主人公「じゃあ、商店街に14時に集合でどうでしょう?」
     森島「うん。いいわよ」
     主人公「ありがとうございます」
     森島「ふふっ、こちらこそお掃除ありがとう。あ、橘君」
     主人公「え?」
     森島「この後……用事がないなら一緒に帰らない?」
     主人公「あ、はい!大丈夫です」
     森島「お掃除のお礼にお茶でもご馳走するわ」マンモスーっ!!!
     主人公「い、いいんですか?」
     森島「もちろんよ。あっ、それじゃあ……、5分以内に校門に集合ね?」
     主人公「え?ま、また5分以内ですか?」
     森島「遅れたら置いてっちゃうんだから」
     主人公「が、頑張ります!」
     森島「ふふっ、頑張ってね橘君」
     ……こうして森島先輩と出かける約束をした。
     やった!僕はやったぞ!
     まずい……。どこに出かけるかを考えておかないとな……。どこがいいかなぁ……。
     取り合えず、良かったね。

評価:絢辻 詞   ・・・変化なし。
   桜井 梨穂子 ・・・ちょっと距離が縮まった。
   棚町 薫   ・・・変化なし。
   中多 紗江  ・・・変化なし。
   七咲 逢   ・・・変化なし。
   森島 はるか ・・・変化なし。

★30日目
・休1   「時間を進める」を選択。

・休2   「時間を進める」を選択。

・休3   強制イベント。
     退屈な授業の中、どうにか居眠りをしないで済ませた主人公。
     このまま次の授業も頑張れば、待ちに待った昼食の時間だ……。
     と、クラスメイトのユウジから声を掛けられた。
     ユウジ「あのさ……確かお前って俺と同じで、年上が好きだったよな?」好きなんだぁ~。
     主人公「あ、うん」
     ユウジ「だったら、ちょっとマサに年上の良さを説明してくれないか?」
     主人公「え?あ……」
     碌な返事すら出来ないままユウジに強引に引っ張り出される主人公。
     ・・・
     廊下―――。
     主人公「……と言われて、連れてこられたんだよ」
     マサ「ああ、そうだったのか」
     ユウジ「だって橘は、俺と同じで年上好きだからな」好きなんだぁ~。
     主人公「ま、まぁな……」
     ユウジ「頼むよ、年上の良さってやつを年下好きのマサに教えてやってくれよ」
     マサ「いや、いくら橘に言われても、俺の年下好きは変わらないね」
     主人公「(う~~ん、確かにユウジの言う通り、僕は年上の人が好きだけど……)」好きなn
        「(実際によく話すのは同い年なんだよな)」
        「(それに、年下とも話すようになったら、年下も悪くないと思えてきたし……)」
     主人公の頭の中で「年上」、「同い年」、「年下」が三つ巴となる。迷うな……。
     選択肢「やっぱり年上だな」、「同い年もいいよな」、「年下もありかな」。
     「やっぱり年上だな」を選択。そうしろと言われた気がした。
     主人公「やっぱり年上だな」
     ユウジ「だよなあ~っ!」
     主人公「うん、少し年が上なだけでも色っぽく見えるし、何より年上なら甘えさせてもらえるじゃないか!」
     主人公の説明に"年下好きのマサ"の考え方が揺らぐ。
     と、これからという時にチャイムが鳴ってしまった。
     3人仲良く教室に戻る事にした。
     ……そのやりとりを森島先輩が見ていたらしく、頬を赤らめつつ嬉しそうな顔をして立ち去る。
     ハートマークが一つ増えた(が、ゲージオーバーの為、溢れる)。

・昼    「時間を進める」を選択。

・放  ハ 今日は森島先輩と一緒にビデオ屋に行く日だ!!ひゃっほ~!!
     森島先輩登場。
     森島「ごめんね。大分待った?」
     主人公「いえいえ!そんな事ないですよ」
     森島「そっか、良かった~」
     主人公「(ああ、喜ぶ先輩は可愛いなぁ……)」確かに可愛いね。
     森島「それじゃあ行きましょうか?」
     主人公「はい!」
     森島「楽しみね~。貸し出し中じゃないといいんだけど」
     主人公「あ、そうですね」
     森島「あ……」
     主人公「ど、どうしました?」
     森島「借りられたらどこで見ようか?」
     主人公「え?あ……」
     森島「私の家にする?」マンモス-っ!!
     主人公「え?せ、先輩のおうちですか……」
     森島「多分、誰もいないとは思うけど……」
     主人公「お、お邪魔してもいいんですか?」
     森島「うん。もちろん」
     主人公「じゃ、じゃあそれで!」
     森島「あ、でも……」
     主人公「どうしました?」
     森島「橘君のお家にもお邪魔してみたいなぁ……」
     主人公「え?そ、そうですね……」
     森島「駄目?」
     主人公「だ、駄目じゃないですけど……」
     森島「安心して。ベッドの下とかは探ったりしないから」
     主人公「そ、そんな所には何もないですよ」
     森島「あ、そうなの?なんだ……お兄ちゃんとは違うのね
     主人公「あ、お兄さんがいらっしゃるんですか」
     森島「あー、話してなかったっけ?」
     主人公「はい、男兄弟がいるとしか……」
     森島「えーっとね、兄が一人で、弟が二人。合計で四人兄弟
     主人公「ええっ?四人兄弟なんですか?」
     森島「うん」
     主人公「賑やかでいいですね」
     森島「そうねぇ、退屈はしないかもね」
     主人公「(きっとお兄さんは、先輩が可愛くて仕方ないんだろうな……)」
     森島「まあ、どっちの家に行くかは、借りてから決めましょうか?」
     主人公「そ、そうですね……」
        「(ど、どっちに転んでもすごい事になってきたぞ……)」
     ・・・
     さて、到着。
     (雰囲気から察するに「TSUTAYA」みたいなところかな?)
     ビデオコーナーを探す二人。
     森島「あ!あったあった!この辺りがレンタルビデオのコーナーね」
     主人公「そうですね、あるといいなぁ……」
     森島「ぱっと見た感じだと、なさそうね……。あら?あそこのカーテンって何?」
     森島先輩が指を指した場所……それは"お宝ビデオコーナー"だった!!
     森島先輩を止めなくては!!
     主人公「せ、先輩ちょっと待って下さい」
     森島「え?どうしたの」
     主人公「あの……そっちに行っては駄目です」
     森島「え?なんでなんで?」
     主人公「えーっと、それはですね……えっ!?」




     う、梅原っ!?お宝ビデオコーナーから梅原が出ようとしていた!!
     梅原もこっちに気付いたらしく焦りだす。
     森島「どうかしたの?」
     まずい、大ピンチだ……。お宝ビデオコーナーの出口は一箇所のみ……。
     梅原の名誉の為、懸命に頭を働かせ、
     主人公「実は、あそこのフロアはお得意様……。そう!VIP会員しか入れないんです」
     森島「へ~、そんなフロアがあるんだ~」
     主人公「ええ……小さい頃良く分からずに入ろうとしてこっぴどく怒られた事があるんです」
     森島「怒られちゃうんだ~」
     主人公「そうなんですよ。だから先輩も近づかないように……って!行っちゃ駄目ですよ」
     森島「でも~、中が気になるんだもん」
     主人公「そ、そのうちVIP会員になったら招待しますから……」
     森島「ほんとに!?約束よ?」
     主人公「は、はい……。だから大人しく他の場所を探しましょう」
     森島「そうね、そうしようっか」
     主人公「(いけ!今だ梅原!早く脱出するんだ)」
     梅原、"流れ"を察知して無事脱出に成功する。そして小声で主人公に感謝する。
     森島「あれ?橘君~」
     主人公「あ!はい。今行きます」
     ……こうして、森島先輩とビデオを探した。
     残念だけど、お目当てのコメディビデオは置いてなかった……ついてないなぁ……。
     それにしても梅原のやつは……本当に困ったやつだ。
     今度、お宝ビデオを没収するしかないな……うん。
     そう心に決めた主人公であった。

評価:絢辻 詞   ・・・変化なし。
   桜井 梨穂子 ・・・変化なし。
   棚町 薫   ・・・変化なし。
   中多 紗江  ・・・変化なし。
   七咲 逢   ・・・変化なし。
   森島 はるか ・・・変化なし。


休3イベントで「年上」、「同い年」、「年下」のどれが好きかという質問がありましたが、僕は同い年以上が好きです。うん。

……どーでもいーいですよ。

・・・

さて、「現実世界(ディストピア)」に戻るとするか……。

次回もよろしくお願いしま~す。

それでは
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