それぞれに何かしら悩みを抱えた9人が、美しい大自然いっぱいの四国八十八箇所を、ひたすら『歩いて、歩いた』ドラマ・・・
ウオ-カ-ズ~迷子の大人たち~が終った。
私の中では、最近見たドラマの中で、一番心に残るものになりました。
土曜日の9時ということもあり、ビデオに撮って(日中ひとりでの鑑賞)になってしまいましたが、ぜひ主人にも見て欲しいと思いました。
歩き遍路しながら、自分をみつめ直し、自分が本当は何を求めているのか・・・・・
9人が答えを見つけようと、40日間かけて歩くのです。
みんなの抱えているものが、現代の各世代が抱える悩みなのかもしれないと思えてきます。
特に同年代の寺島夫妻の、ひとこと々が心を打ちました。
・・・・・本当は離婚なんてしたくなかったのよ。30年間ずうっと、あなたの心に近ずきたかっただけなの・・・・・
・・・・・俺は亭主の役のせりふしか話さなかったのかもしれない・・・・・
ひとり号泣する夫に、なぜか心が苦しくなりました。
最後はそれぞれに晴れやかな顔で、写真家(坊さん)坂田さんのカメラに納まり、一応ハッピ-エンドになります。
最後、坂田さんが問います。(徳久に)
・・・・・これから先、また迷ったらどうする・・・・・
・・・・・また歩きます・・・・・
爽やかな徳久の顔がクロ-ズアップされました。
・・・・・歩いても歩いても答えは出ないかもしれない・・・
・・・・・人生は一生修行『遍路』なのだから・・・・・
死を目前にした徳久の父の言葉です。
漠然と行きたいと思っていた四国の『歩き遍路』ですが、このドラマを見て絶対に実行したいに変わりました。
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