さて、ここからプロデューサーとバトンタッチして、「芝居体験」特別編の宣伝を兼ねて、今回お呼びした3人のガイドさん(ワークショップ講師)について宣伝いたします。
まずは、クラウン・もっちぃさん。
そもそも僕とクラウンとの出会いは、22歳の時に行ったフィリップ・ゴーリエ演劇学校(当時はロンドンにあった)に遡ります。このフランス語訛りの英語を話し、ドラを叩きながら(いや、そんなに叩いてはいなかったんですけど、最初のシアターゲームだけ)演劇を教えてくれるこのフィリップこそがクラウンでした。
実際、学校の科目の一つにシェイクスピアやチェーホフ、マスク(仮面)と並んでありました。 フィジカルシアターというジャンルで、フィリップの授業の前にあった基礎訓練(といってもシアターゲームのワークが主)の授業で、一つの小道具を幾つもの使い方をしながら一芝居する、というワークで、登場からダメ出しされまくっていたのを思い出します。最初は漫才師のように出てきて、もっとワクワクさせろう!という感じでおこられて・・・
悪い癖で、横道にそれました。
もっちぃとの出会いは、実はクラウンとしてではなく、映画原作者としてでした。志田未来さん主演の2016年の映画『泣き虫ピエロの結婚式』です。これは素敵な話だと感動していたら実話で、2014年に第4回日本感動大賞を受賞し同タイトルで出版されていたものです。実は前年の2015年フジテレビ「奇跡体験!アンビリバボー」でも紹介されていたようです。
と、これは表向きの話で本当はみゆきちゃんと会っていた方が先でした。義理の母が静岡に行った時にお世話になったということで、京都に妹さんと来られた時に少しだけ案内したのがきっかけです。そして映画のことも知って、(だから上の感動していたら実話で、というところは誇張表現でした、謹んで訂正いたします。正しくは実話だと知っていたけど感動した、です。)
その後も、静岡で泊まらせていただいて、クラフトビールを美味しく一緒に飲んだり、クラウンの方で奈良の発表会を観に行ったり、と交流が続き、ついに今回ご一緒できる、という形です。
もうホント、一緒に飲むのが楽しみで・・・、というかモチロン僕自身、人数が許せばワークショップに参加して、フィリップに教えてもらわなかったクラウンをぜひ体験したい、と思っております。
クラウン・もっちぃ(望月 美由紀)
笑いの天使クラウン(道化師)として20年近く活動中。うつ病をきっかけに免疫学を学び、笑いの重要性を再認識。また、夫の入院・死をきっかけに、患者と看病する家族の心のケアの大切さを痛感。「全ての人を笑顔に!」のポリシーでクラウンの活動を行い、道化師術を応用したコミュニケーションなどを伝授。
“クラウンは遊ぶ”
10月17日(木) 午後6時30分ー8時30分
19日(土) 午後3時30分ー5時30分