空模様

わがまま老女の視野狭窄ときどき日記

茶そばと土用のうなぎ

2011-07-20 08:09:14 | 料理

なんだか出来合いばかりって申し訳ないのだけど

夕飯に鳥が食べたがったのは、「そば」

合宿で朝昼晩と仕出し弁当だったので、子供達が好きなから揚げやトンカツだったり重いものばかりで胃が疲れたらししい。

で、「茶そばと土用のうなぎ(土用じゃなかったけど)」

     

私はそばを茹でて、生姜を千切り、ワサビと、カイワレとトマトを添えただけ。

 

でも、最近の生活ではなかなかうなぎも簡単に手が出る食材にはならなくなった。

一本が高いんだもの。

二人の一食に二本も買ったら他の食材が買えなくなってしまう。

一年に数回食べれば幸せな方か。

 

近くのスーパーの魚屋さん、一番安かったのが、中国産で980円 それから国産ものであまり聞いた地域の養殖物 で1080円

1180円とか、お、これはブランドだと思ったら、細くて小さいのが1280円、

一番高かったのは「天然もの」と書いてあった身が引き締まった昔からよく見る形だったけど、1580円

これくらいにならないと、ふわふわじゃなくて、うなぎの生前元気よく海や川を走り回った筋肉隆々うなぎは食べられなくなったのね。

私の住む町にも干拓地があって、今は公園化されているけど、それ以前は湿地やため池、水路が縦横に張り巡らされて

子供達がうなぎを取る仕掛けをこの頃になると毎日通った場所だった。すぐそばが海で海水が入りこんだ葦のたくさん生えた生育に丁度良い水路とかだったのだろう

うなぎが良く取れた。

 

でも、天然物のうなぎの生態がわからなくて絶滅しそうと、今では必死で研究されてきているくらい、

人間が環境を変え、食べつくしたのだろうか。

先日は知人が東南アジア産の海老を購入したけれど、皮を剥いていると手がドブ臭くなり、簡単の調理しただけではそのドブの臭いが消えなかったと聞く。

養殖をしている海外の風景もよくテレビで見るけれど、決して美しい光景には見えない。

 

私たちが日常に今食べている食事は、多分、私の母や父の頃以前には決して毎日食卓には上がることのない贅沢なものばかりなのでは?

マグロだって、小さい頃の私たちは滅多に食べられなかったし、でも今は欲しいと思えばすぐに買える。

寿司と言えば母の作るチラシ寿司しか知らなかった。

二十歳過ぎて私も一人前に働き始めた頃、ようやく上司に連れて行ってもらった寿司やがはじまり。

それが今では寿司がクルクル回り、毎日でも近くの店に行けば、105円とかで食べられる。

美食、過食が当たり前になった今の食文化を反省しなくちゃならないかも。

 

特に私、美味しいもの好き性格がこの体型に育てたんだもの。

悪玉コレステロール下がったことだし、引き続き質素な食事にいそしみますか。