今回は記事の和訳です。
ヒューストン・ロケッツに不満を抱いているスーパースターのジェームズ・ハーデンが優勝候補のチームに移籍したがっているのは周知の事実です。
あるNBA幹部は”Sports Illustrated”のハワード・ベックに、ハーデンには優勝するためのメンタリティー(考え方)がないと語りました。
「私は彼がそうであるとは思いません。」とハーデンが進んで(優勝のためにエゴを抑えて)犠牲になることについてイースタンカンファレンスチームのベテラン幹部は言いました。 「ジェームズはアレン・アイバーソンのようなものです。彼は自分のやり方で勝ちたがっていて、試合に勝ちながら(NBAの)歴史に残るような数字を上げたいと思っています。私は彼らの勝利への渇望を疑うようなことは決してしませんが、彼らは自分の思い通りにやってその上で勝ちたいと思っているでしょう。」
ハーデン(31歳)は、見事なオフェンスのパフォーマンスで名を馳せています。
2018に MVPを獲得したハーデンは、何度も得点王になりNBAをリードしてきました。さらに、彼はトリプルダブル達成数でNBA史上8位となっています。
ロケッツ在籍中、ハーデンのキャリア平均は29.7得点, 7.7アシスト, 6.0リバウンドを記録しています。それでもハーデンはロケッツをNBAファイナルへ導いたことはありません。
現在45歳のアイバーソンは、2001年のNBAファイナルに進出し、彼の所属していたフィラデルフィア・セブンティシクサーズは圧倒的な強さを誇ったロサンゼルス・レイカーズと対戦しました。
アイコン的存在のポイントガードだったアイバーソンはキャリアで優勝したことはありません。彼はアルファ(特別な存在)になることにこだわっており、自分のキャリアが終わるまでサポートの役割を受け入れることはありませんでした。
2001年MVPのアイバーソンは、キャリアで1試合あたり26.7得点, 6.2アシスト, 3.7リバウンドを記録しています。
ヒューストン・ロケッツは現在(2021年1月6日時点)、2勝3敗でウエスト12位となっています。
・ハーデンの移籍志望
・リーグが定めるコロナ対策により多くの主力選手が数試合試合に出場できなかった
など、チーム全員が揃う時間が短かったことを考えるとまずまずのスタートではないでしょうか。
今後ロケッツが順位を上げることは容易に想像できますし素晴らしいポテンシャルを秘めたチームだと思うので、ロケッツが大崩れすることはないと思います。
彼には「ロケッツから出たがっている」「優勝を狙えるチームに移籍したい」という報道が出たりしていますが、1人のNBAファンとしては、球団とハーデンが互いに歩み寄ってロケッツで優勝を狙うのが一番良いと個人的には思います。
それでは失礼します。
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