サッカーやらない人によるサッカーアニメ講評

　どうも、弱師です。最近妹がイナズマイレブンを観始めたのですが、あれいいですね。サッカーどころかスポーツ全般できない上にテレビの試合すらまともに観たことのない自分が何故かサッカーしたくなる不思議なアニメ。円堂がサッカーについての想いを語っている時、デザームがサッカーの楽しさに気づいた時、ふとサッカーがしたくなる。現実のサッカーとは大分やってることが違うらしいが、何故か乗せられてしまう。詐欺に引っかかりやすいタイプだろうか。いや、まさかね。

　因みに、この世に数多く存在するサッカーアニメのうち自分が観たことあるのはイナズマイレブンとブルーロックだけなのだが、このブルーロックというアニメも違う意味で中々の曲者だった。あらすじはというと、最強のストライカー、即ち最強のエゴイストを育成するための施設「青い監獄」に入れられた主人公達が最後の一人になるまで戦い続けるいわばデスゲーム的なアレだ。仲間にマジで感謝する円堂とは真逆の考え方である。まあ怪我をして走るのを躊躇っていた千切が復活するくだりは確かにめちゃくちゃ熱いし、面白い漫画ということは認める。でもサッカーをやりたいとは一つも思わなかった。むしろ自分がサッカーやってたら青い監獄には絶対行きたくないだろうなと終始感じさせられるような中々シビアなアニメだった。だって脱落したら一生サッカー禁止だよ？恐ろしや、恐ろしや。