あおぞらのもと、原っぱをゆこう。2

そらうたうたい 石綿 芳美 のブログ

4月1日のちいさな旅は。其の二

2011-04-05 18:36:09 | 日帰り旅
千年の杜にはほたるの池があって、すこし高い場所から水が流れており、そこにお水取りが出来る水道があります。

その水源に開けたちいさな場所に、龍蛇神さんのお社が出来るのです。前述のように、わたしがそこに行った時には地鎮祭も済んだ後のようで、祭壇が光の中にすっくり建っていました。

池の中や、ふちにはクレソンや、いぬのふぐりなどの懐かしい草花、そしてつくしんぼうがところどころに。。

つくしんぼうを見るとなんともいえない郷愁にかられます。
春になってつくしんぼうを数えるのは幼い頃の楽しみのひとつでした。


ゆずりの水のほとりにたたずんでいたら、地鎮祭に関わったらしき方がやってきて、

「祭壇、近くで見ていいよ」
「ゆずりの水飲んだ?飲んでご覧なさい、今度ペットボトル持ってきたらいいよ」
と、色々お声をかけてくださり、
祭壇の近くにも行けて、お水も頂きました(^人^)感謝。


美しく澄んだ水には、めだかもたくさん泳いでます。
写真ではなかなか写せないのですが、うっすら泳ぐ影が映ってるの、わかりますか?





アメンボもスイスイと水の上を泳いでました。いまアメンボってなかなか見かけないですよね。

そして、主さんたち





相変わらずの仲良しさんです
ふたり一緒に泳ぎます。

写真撮らせてくれてありがとう


水底の色とそっくりなのもあるし、何より主さんたちがあまり撮って欲しくないだろうと思って撮りませんでしたが、幼魚が六尾ぐらい集団で固まって泳いでました。
時々主さんたちが幼魚を囲む形で泳いでたり…


見てるうち…なんだか自分の実体など感じなくなっていくようで、ただきらきらひかる水面と沈丁花のかおりと、生き物たちの素直な営みの中、

わたしも同じなんだと、
そう思うのでした。
木々や虫たちや魚たちや人々や…生き物みんなと水を分け合う。空気を分け合う。千年の杜です


続く